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目指すは東京パラリンピック

医療福祉学部/医療福祉学科 1年
青木涼(あおき・りょう)さん

※本記事は、学園広報誌「FLOW」No.80(2018.8.10発行)に掲載しています。

 

 

走る楽しさと記録の更新が原動力

 

5月11日~13日にかけて中国・北京で開催された障害者陸上の国際大会「ワールドパラアスレティクス グランプリ大会(北京)」で、青木さんは脳原性の麻痺のある選手が出場する「T36」クラスの100m走と200m走に日本代表として決勝を走りました。結果はいずれも4位。自己ベスト(100m13秒86、200m29秒86)と同タイムを出しましたが、メダルには惜しくも手が届かず「満足していない」と更に上を目指します。

青木さんが競技を始めたのは特別支援学校高等部1年生の時、親や理学療法士の先生からスポーツを勧められたことがきっかけでした。それまでクラブ活動などのスポーツ経験はありませんでしたが、初めて50m走に出場した「広島県障害者陸上競技大会」で、走る楽しさやゴールする気持ち良さのとりこになりました。出場した大会でタイムを更新するたびに、練習の成果が表れる喜びを感じながら1人でトレーニングに励みました。気付けば、日本パラ陸上競技連盟の強化育成指定選手に選ばれるまでに。

活躍ぶりが買われた青木さんは、2017年12月に開催された「ドバイ2017アジアユースパラ競技大会」の100m走に、日本代表として出場。14歳から17歳のアジア各国代表が集う初めての国際大会で、見事優勝を果たしました。しかし「緊張とプレッシャーからコンディション不良に悩まされました」と振り返ります。前日の過度な練習も祟ったと言います。


ドバイのアジアユースパラ競技大会で金メダルを取った時の青木さん

 

この経験を糧に、その後の練習では体に急激な負担を掛けないよう、ウォーミングアップを入念にしてから走ることにしています。重視しているのは、体幹トレーニングと腕振り運動。専属のトレーナーはいませんが、周囲の陸上競技連盟の人や理学療法士からの助言を踏まえ、独自の練習方法を工夫しています。

青木さんの最大の目標は、2020年に東京で開催されるパラリンピックに、日本代表選手として出場すること。「競技を始めたときからの目標で、両親の願いでもあるんです」。東京パラリンピックでの「一番気持ち良いゴール」に向かって走り続ける青木さんの額には努力の汗がキラリ、輝いています。

 
放課後に黙々と東広島キャンパスのグラウンドでトレーニング