教員紹介


長谷 好記(はせ よしき)  教授
学位・資格 リハビリテーション科 専門医
専門分野 リハビリテーション医学、 整形外科
キーワード リハビリテーション、 脊髄損傷
研究テーマ 1) 身体障害者の社会復帰支援に関する研究
2) 予後予測、 住環境整備、 日常生活動作
3) 在宅生活支援、 介護力・介護量、 職業復帰など
研究紹介 研究実績一覧

自己紹介

昭和57年に広島大学医学部を卒業。いろいろな病院の整形外科、リハビリテーション科で研修を受け、平成元年よりリハビリテーション科専門医として、ずっと臨床一筋でやってきました。病院では整形外科疾患、脳卒中、脊髄損傷、四肢切断などのリハを主に行っていました。興味のある分野は身体障害者の社会復帰、脊髄損傷、住宅改修などです。自分が臨床で得た知識を若い人たちに伝えたいという思いから2009年に大学に移りました。リハが専門ですが、整形外科専門医でもあります。

教育方針

「臨床から得た経験を知識として還元する」が私の教育方針の基本です。
私は医療系の教育は「前車の轍を踏まないようにさせること」がもっとも重要ではないかと考えています。無駄な失敗をして萎縮するよりも「できるだけ多くの成功体験をさせるべき」と考えています。そのためには「適切な助言を与えること」と「他人の失敗から学ぶこと」が必要だと考えています。
私の役目は日々の臨床で積み重ねてきた「無数の失敗から学んだもの」をみなさんに伝えることだと考えています。

担当授業

  • 生命倫理:私たちの身の回りには、癌の告知、尊厳死、終末医療、臓器移植などの簡単には結論が出せない医療にかかわるいろいろな問題があります。これらのテーマについて、世の中にはいろいろな考え方があることを知り、自分で考え自分なりの意見を持ってもらいたいと思っています。
  • リハビリテーション概論:「リハビリテーション」という言葉は広く知られていますが、その内容についての理解はまだまだ乏しいのが現状です。リハビリテーションの概念、関連する職業、障害などの評価、脳卒中や関節リウマチなど主な疾患や障害の理解などリハビリテーションの全体像を学びます。
  • 救急医学:「理学療法中に患者さんが急変する」、「訪問リハに行ったら様子がおかしい」、こんな時にあなたはどうしますか?リハビリテーション関連職種が知っておくべき一次救命処置、臨床で遭遇する可能性の高い症状とその対処法、リスク管理などについて学びます。
  • リハビリテーション整形外科:整形外科は手や足、背骨など、いわゆる運動器と呼ばれる部分の病気や外傷の学問です。理学療法の患者さんの半数以上が整形外科という施設も多く、理学療法士にとって整形外科の知識は欠かせません。
    いろいろな整形外科疾患の病態、診断学、治療法について学び、理学療法士として要求される基礎的な知識の習得を目指します。
  • 保健医療福祉論:「医療保険」、「介護保険」、「年金制度」、「労災制度」、「子育て支援」、「障害者に関係する法律と制度」など理学療法士として働く上で必要な社会保障の制度について学びます。

チュートリアル

「自分たちで考え、自分たちで計画して、自分たちで発表する。」を基本方針としています。「おばあちゃんの知恵」、「方言について」など毎年いろいろなテーマが選ばれ発表されています。その他に、専門職連携教育の一環として他の専門職の種類、仕事の内容などを調べる、図書館の使い方をマスターする、パワーポイントを使って発表できるようにするなどを目標にしています。

ゼミ紹介

「日常生活の中でのちょっとした疑問を実験で確かめる」を基本方針としています。卒業研究のテーマでは、「足袋や五本指の靴下は転倒予防に効果があるのか?」、「コルセットを着けるとバランスは良くなるのか?」など転倒予防に関するものを多く行っています。
脊髄損傷の患者会などの協力を得て、障害者の社会復帰の条件や環境整備、臨まれる医療支援などについての研究も行っています。

研究室紹介

臨床経験を生かし、患者の会などと協力して身体障害者の社会復帰や在宅生活を続ける条件などを研究しています。リハビリテーション全般にに関する知識、障害者のQOLを向上させる方法などについて啓蒙活動を行っています。

経歴

昭和57年、広島大学医学部卒業、整形外科教室入局
リハビリテーション科専門医、整形外科専門医
広島大学病院、九州労災病院、広島県立リハビリテーションセンター、富山県高志リハビリテーション病院、福山若草園、広島市立安佐市民病院などに勤務

業績

論文

  • 難治性疼痛の臨床 −反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)− 病型と臨床像 SAWARABI 2:36-40,1991
  • 進行性筋ジストロフィー症(Duchenne型)の日常生活動作評価基準の検討筋ジストロフィーの臨床病態と遺伝及び疫学に関する研究 平成2年度研究報告書 319-321. 1991
  • Duchenne型筋ジストロフィー患者の余命の予測 筋ジストロフィーの臨床病態と遺伝相談および疫学に関する研究 平成3年度研究報告書 311-314, 1992
  • 知っておくと便利な応急処置・2 在宅リハビリ・医療外施設【外科編】 PTジャーナル 32:117-122,1998
  • 軽微な外傷で頚髄損傷となった頚椎前縦靭帯骨化を有する患者のリハビリテーションの経験 臨床リハビリテーション 8:672-673, 1999 など

学会

  • NH式長下肢装具の処方の変遷とその要因について 2002.5.9 第39回 日本リハビリテーション医学会 東京都
  • Nutrition Support Team(NST)の活動とリハビリテーション科の役割 2004.6.4 第41回 日本リハビリテーション医学会 東京都
  • 「カンファレンスの実際」−基本的な考え方と運営の工夫− 2012.7.8第3回日本医療ソーシャルワーカー学会 広島市 など
PAGE TOP