博士 （医学）

医療薬学、 感染制御学

日本環境感染学会、日本外科感染症学会、日本感染症学会、日本医療薬学会

１）実効性を有する医療関連感染防止対策の確立に関する研究
２）手術部位感染およびデバイス関連感染の防止に資するサーベイランスシステムの構築と発生要因に関する研究
３）抗菌薬や消毒薬の臨床評価に関する研究
４）薬剤による副作用発生の未然防止に貢献するシステム開発に関する研究

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21世紀は新興・再興感染症の時代と言われています。今般のCOVID-19の拡大はその一例として顕在化した世界的問題と言えるでしょう。一方、私たちの身近にも感染症のリスクは過去より存在しています。それが医療関連(院内)感染です。特に肺炎、血流感染、尿路感染、手術部位感染は高度医療を患者さんに提供する際において医療者は十分に注意をはらう必要があります。

私は過去の医療機関勤務の経験を活かし、これらの感染症を未然防止するための研究に従事しています。中でも手術部位感染の防止に資するサーベイランスシステムの構築については一定の成果を得て参りました。