2018年度入学宣誓式と慈済科技大学一行来校

2018年04月06日

4月3日に2018年度の入学宣誓式を挙行しました。ちょうど満開となったキャンパス内のサクラと晴天が、新入生の新たな出発を盛り上げてくれました。多くの保護者の方にもご出席頂きましたが、春休み中のため、小学生や中学生のお子さん連れの方もいらっしゃいました。新入生の皆さん、また、ご家族の方、ご入学おめでとうございます。教職員一同、皆さんを心より歓迎します。

私からの式辞では、自分にとって大切な事、重要な事を見つけるために、あるいはそれに向かって進んで行くための力を身に付けるために、本学でとことん学んで欲しい事、授業だけでなく学内外の様々な活動に、失敗を恐れずに挑戦して欲しいことをお伝えしました。相談したわけではないのですが、在校生代表の看護学科の学生さんによる歓迎の言葉でも、同じような内容が出てきて、嬉しく思った次第です。彼女は、その他にも授業でわからないことがあれば、友達に聞いたり先生に聞いたりして、わからないままにしておかないなど、私ども教員が言いたいことを述べてくれました。新入生の皆さんの心に響いたのではと感じます。

 

式典の後は、シンガーソングライターの玉城ちはるさんに歌と講演をお願いしました。講演では、留学生支援活動で日中韓36人の子どもの世話を通して、失敗を重ねながら視野を広げていかれた話をされました。すばらしい歌声とともに、健康・医療・福祉分野の大学にふさわしい話をして頂き、「よし、頑張ろう」と思ってくれた新入生も多くおられたのではないかと思います。

 

玉城ちはるさんの歌と講演に続けて、在校生による力強い和太鼓と軽快なダンスが披露されました。照明の色が変わったり、スポットライトがあたったりと、鮮やかな演出の中、気持ちよく演奏したり踊っておられるように見えました。2000人を超える、新入生と保護者の皆さんを前にしての披露だったので、緊張をしておられたとは思いますが、そのような様子は全く見えず、若者らしい演技でした。新入生の皆さんへの力強いエールになったと思います。

 

入学宣誓式では、毎年自治体や職能団体の代表の方に来賓としてご列席頂いておりますが、今年度は、台湾の慈済科技大学の羅学長を初めとしたご一行にもご列席頂きました。慈済科技大学とは昨年連携協定を締結しており、今後さまざまな事業を展開してまいりますが、その打ち合わせも兼ねて来学して頂きました。キャンパスの施設見学の後、医療福祉学部、医療経営学部、保健医療学部診療放射線学科との連携について協議し、かなり具体的な話をすることができました。また、6月の慈済科技大学の卒業式への参列を要請され、今後の連携を大きく展開していくためにも、副学長に出席してもらうことにしました。看護学部との連携についても発展する可能性があり、これからの連携が楽しみです。新入生の皆さんを迎えたその日に、海外の大学と将来の発展に向けた協議をすることができ、非常にいい2018年度のスタートとなりました。

 

※なお、2018年度入学宣誓式の詳細はこちらからご覧いただけます。