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学部

授業科目紹介

医学医療総論(生命倫理を含む)

21世紀の医療の専門職としての診療放射線技師を目指す学生に、医学の理解を目的として医学の本質を教授し、医学全般を広い視野に立って考え得る能力を培い、健康と病気、病気の原因と病気によって発生する身体の変化、病気の治療、予防医学を学習して医学の中の放射線学の重要性と使命の習得を目指します。重症患者・障害者・胎児の生命の価値、安楽死など、具体的な問題を通じて医療従事者としての生命倫理を深く考えていきます。

人体構造学

ヒトの体の構造を総合的・体系的に理解することを目的とします。人間、その他の生物体の構成を細胞、組織、器官、さらには器官系レベルで論述し、構造と機能との関連が深い器官の関連を特に重視します。また、生命現象を構造の点から理解するための考え方を習得するとともに、基本的な学術用語についても理解を深めることをめざします。

画像解剖学

人体が画像でどのように描出されるか、どの臓器・組織はどの機器、どの方法でよりよく画像化されるかについて人体解剖学を復習しながらその基礎的知識を習得し、画像診断が主役となる主要な疾患について画像所見を習得します。

画像処理工学I

現代医学の診断にはディジタル画像の読影が欠かせません。そこでコンピュ-タによる医用画像処理の考え方を理解するため、診断用に撮影されるディジタル画像にかかわる方法・技術の基礎的事項について教授します。

画像技術科学I

X線の発見から放射線医学・技術の歴史と診療放射線技師の医療への関わりの現状について学び、各種単純X線撮影法の原理・基礎についても学びます。

核医学技術学

放射性核種による検査、治療について核医学の基礎を教授します。放射性同位元素の基礎、核医学検査装置、核医学診断法の基礎技術、デ-タ収集、処理、表示法などの装置と技術について学びます。

放射線治療技術学

癌治療における放射線治療の意義と技術を学び、さらに各種放射線の線量分布、放射線照射法、密封小線源等の基本的特性およびそれらの適応症、副作用を理解し、あわせて放射線治療計画による線量計算等について学びます。

放射線薬品学

放射性医薬品と造影剤についての基礎知識を学習し、核医学診断・造影検査に対処し得る能力を培うことを目的とします。具体的には臨床の場で繁用される放射性医薬品の核医学的特性・造影剤の特性および体内動態を講述し、核医学診断と造影検査の原理の理解を目指します。それにより放射性医薬品・造影剤を人体に有効かつ安全に使用し得る能力を習得します。

放射線管理学

放射線および放射性同位元素を安全に利用するための学問で、放射線の物理、化学、生物、計測を基礎にし、関係法令と強く結びついた総合的科目です。放射線の防護の基本概念、被ばくの状況、法的規制、放射線管理の目的と方法について教授します。

リスクマネージメント

医療現場では多くのリスク(危険)が存在し、不幸にも医療事故が発生する状況にあります。医療事故がどうして発生するのか、防止するためにはどうしたらよいのか、そのメカニズムなどを学習し、病院における医療安全の確保について学びます。

放射線計測学

放射線は人間の感覚に直接訴えるものでないから、これを計測するには放射線のもっているいろいろな性質や作用に応じて、さまざまの測定原理とそれを利用した検出装置が用いられています。それらの原理、装置、方法などを教授します。

最終更新日:2012年4月1日