チーム医療に強い人材を育成する医療系総合大学

学部

医療福祉学科では、社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士国家資格の取得に向けて様々な取り組みを行っています。資格取得に向けた指導は入学時点から始めており、講義内はもちろんのこと、校外でのゼミ活動などでも意識づけに努めています。4年次になると本格的な学習がスタートします。

国試対策講座

社会福祉士国家試験のために、週あたり約9時限の国試対策講座が4年次より始まります。年間では約270時限の開講となり、受験希望者は講座へ出席することが義務づけられます。前期に講義形式で基礎固めを行い、後期に国家試験形式の問題への解答と解説を繰り返します。精神保健福祉士および介護福祉士の受験にあたっては、さらに週あたり約3時限の国試対策講座がそれぞれ追加されます。

模擬試験

社会福祉士の受験予定者は、2回の学内模擬試験と4回の全国統一模擬試験を受験し、学習進度を客観的に確認します。また、3回の理解度テストによって基本的知識をどのぐらい身に付けているかを学生とともに教員も確認し、不得意分野の克服に努めます。精神保健福祉士および介護福祉士の受験にあたっては、さらに1~2回の全国統一模擬試験がそれぞれ追加されます。
 
 

個人面談

模擬試験の成績と国試対策講座への出席状況が、残念ながら芳しくない場合には、国家試験対策教員とゼミ担当教員、学生による個人面談を実施。学習姿勢と生活の改善についてアドバイスを行います。また、保護者様へも模擬試験成績に関する書状を送付し、学習状況に関する連絡を密にしています。

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個人面談風景

就職・国試ガイダンス,4年生通信

例年5月、「就職・国試ガイダンス」を開催しています。国試に合格した先輩たちから国試受験にあたっての成功談と反省点をうかがうことにより、国試受験へのモチベーションを高めます。また、就職活動と福祉実践における資格の重要性について認識を深めます。さらに、定期的に発行する「4年生通信」では,学習のポイントや先輩の体験談,生活リズム・食生活の改善などに関する記事を掲載し、受験への意志を維持できるようサポートしています。

ゼミ学習

学生が自由に使える参考書や国試過去問集,模擬問題集などを全てのゼミに配架しています。これらの書籍を活用してゼミ生は問題を出し合い,各自が得意な科目・分野を他のゼミ生に教え合います。こうしたゼミ学習を通して、国試対策講座や自主学習で身に付けた知識を確実なものとすることができます。

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グループでの学習も盛んに
おこなわれています。

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