チーム医療に強い人材を育成する医療系総合大学

学部

第1回2012.8.6更新

現場を知る、現実を創る。
フィールドワークは、大切な学びの場です。

医療福祉学科の1年生は毎年、「社会福祉援助技術現場実習B」のフィールドワークとして、「呉市ふれあいコンサート」の運営に参加しています。学生たちは、ボランティアとして、ステージでのパフォーマンスをはじめ、参加者がステージに上がる際のお手伝いや施設の物品販売などさまざまな体験をします。
コンサートは、「障害者記念週間」の記念行事として、毎年、12月に開催。今年で18年めを迎えます。

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小坂哲也 教授

医療福祉学部 医療福祉学科

専門は、音楽療法、フルート奏法。
日本音楽療法学会認定音楽療法士でもある。

現在、3年生2名も実行委員会に加わって、コンサート内容の企画をはじめ、ポスター原画やステージ用題字の募集・選出など、さまざまな仕事に取り組んでいます。今年、新たに「ゆるキャラ」を作成することになりました。3年生6名が「ゆるキャラ」の発案および「着ぐるみ」の作成を担当。デザインは、キャラクターとして使用し、「着ぐるみ」以外にも、「缶バッジ」や「CDジャケット」、「ステッカー」など、さまざまな広報物になります。コンサートを多くの方に知っていただき、来場いただくための大切なデザインですから、学生たちも、真剣。熱のこもったやりとりが行われています(でも、楽しそうです)。
コンサートの当日は、約80名の1年生が当日のボランティアとして参加し、パフォーマンス、舞台進行、受付、販売、記録などに分かれて活動します。10月に入ると、学生たちは「ふれあいコンサート」の歴史をはじめ、コンサートの意義やボランティアの役割について学びます。11月には、外部講師を招いて歌や手話の練習を開始し、12月の本番を迎えます。関心のある方は、ぜひ、コンサート会場に足を運んでください。昨年は、高校生も2名、ボランティアとして参加してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

リハーサル風景

販売ブースにも学生ボランティアの姿が

コンサート当日
会場が熱気に包まれます

おもわず立ち上がる学生ボランティア

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