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第6回2013.06.10更新
保育表現技術Ⅰ(音楽)
もともと好きだった音楽とのふれあい
私は小さいころから、いろいろな形で音楽に触れてきました。ピアノは3歳のころから習うようになり、自然と好きになっていきました。また、小学校4年生から参加していた地元の神楽団では笛の演奏を担当し、自分なりに工夫して演奏することの楽しさを知りました。保育士になりたいと考え始めたのは、所属する神楽団で小さい子の面倒を見ていたことがきっかけです。自分もいつかこんな仕事に就いてみたいと、漠然と考えるようになりました。その根底には、自分が小さいころ通っていた地元の保育所の先生に憧れを持っていた、ということがあります。今この授業で大好きな音楽を学びながら、夢の保育士を目指して勉強しています。
青木 希
医療福祉学部 医療福祉学科 1年生
楽しく丁寧に教えてくれる小坂先生
小坂先生は、とにかく楽しい先生です。授業もとてもにぎやかで、楽しく受けることができます。見た目も雰囲気も若く、年相応なのは親父ギャグだけ。その親父ギャグは高度すぎて、なかなか私たち学生には理解されません。
授業で難しい内容になると、分かる学生と分からない学生がどうしても出てしまいますが、小坂先生は一人だけ分からない状況でも、個別に丁寧に教えてくれます。おかげで私たち学生はとても助かっています。
学生時代はドイツに音楽留学をしていた関係で、ドイツ語がとても堪能です。学生の中にはドイツ語を履修している子もいるので、たまにドイツ語で喋りかけて、彼らの力量を試しています。
みんなでわきあいあいと小坂先生を囲んで
保育士になったとき役立つ学び
授業は前半が音楽の知識を得るための座学、後半がピアノ演奏の実践演習です。座学ではもちろん基本的な知識からスタートしますが、次第にこれまでは習ったことのないような、ピアノをうまく演奏できる裏技知識もたくさん教えてもらいます。新しいことを学べるのでとても楽しいです。けれどやはり私は、ピアノを弾く時間が一番楽しいです。右手ではもちろん演奏するのですが、左手の伴奏部分は譜面をあえて隠されて、個人の工夫した伴奏が求められます。私はこの考えさせられる授業が、将来の自分にきっと役立つと思っています。
私は保育士になってピアノを弾くとき、単にメロディラインを弾くだけでなく、伴奏を工夫することで子どもを楽しませながら演奏できればと考えています。そのためにひとつでも多く、この授業で学んでいきたいです。
きれいな音色を奏でます