チーム医療に強い人材を育成する医療系総合大学

学部

2専攻制とは

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本学科は、主専攻と副専攻を選択する2専攻制です。カリキュラムは、基礎力をつける「共通教育科目」、医療福祉を学び、専門性を高めていく上で不可欠な知識、技術、視点を修得する「専門必修科目」、さらに専攻としてより深い知識、技術を修得するための「選択必修科目」と「選択科目」から成ります。学生は、任意の主専攻と副専攻を決め、ふたつの専攻の「選択必修科目」と「選択科目」の中から、それぞれ定められた単位を取得します。ひとつの専攻ではなく、ふたつの専攻の専門性の高い知識・技術を修得することで、学生は自身が選択した専攻の知識・技術を有機的に結び付け、より広く、より深い専門性を備えることができる仕組みです。
なお、医療福祉学専攻については、将来めざす分野によって、専攻内に4つの「分野」が設けられています。「社会福祉分野」「スクールソーシャルワーク分野」「医療ソーシャルワーク分野」「精神保健福祉分野」です。そのため、本学では、医療福祉学専攻については、主専攻、副専攻として同じ専攻内にある異なる「分野」を選択することも可能になっています。

W資格に挑戦できるしくみです

2専攻制は、同時に、複数の国家試験資格を取得する道を開きます。
ふたつの専攻に設置している科目を履修することで、受験資格を得られる範囲が広がります。例えば、介護福祉学を主専攻として、社会福祉学を副専攻として選択した場合、介護福祉士の受験資格とともに社会福祉士の受験資格の要件を満たすことも可能です。複数の資格を取得し、希望する分野で、多様な課題に対応できるようになりたい。そんな夢を持つ学生は、Wで資格を持つことにチャレンジしています。

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対策授業で国家資格取得を目指します。

少人数教育だから、教員が身近な存在です

2年次後期から、教員との面談をつうじて、学生が自分の興味・関心を深め、それを卒業研究として取り組んでいくためのゼミを決定しています。ひとつのゼミの参加人数はおおむね6人程度で、ゼミ生同志あるいはOB/OGとの交流も盛んに行われています。学生が教員に相談できる時間「オフィスアワー」も設けていますが、教員研究室のなかにゼミ室があることから、学生のすぐそばに教員が居て、比較的自由にコミュニケーションをとれる環境です。或るゼミでは、OB/OGたちと現役ゼミ生の交流・研修会を毎年2回、基本的に2泊3日で実施し、すでにプロフェッショナルとして働いている先輩との出会いと交流を通じ、また研修を通じて現場感覚を学ぶなど、学生を教員、そして卒業生たちが見守り、導ける環境があります。

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ゼミは少人数で教員との距離も近いのが魅力です。

福祉の「現場」と連携。実践力を養います。

グループホームや特別養護老人ホームをはじめ、それぞれの専攻ならではの実習先が数多くあります。実践に必要な知識や技術、行動力を身につけるには、早い段階から現場を知り、現場に学ぶことも大切な教育のひとつ。学生は、専攻ごとに定められている実習を通じて、実践力を身につけていきます。さらに、ゼミ担当教員のフィールドワークにも参加します。教員とともに調査や企画活動を行うことを通じて、福祉機関の職員や利用者のみなさんと交流する機会を多く体験し、理論と実践の双方をバランスよく修得できるよう配慮しています。

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実習後には実習指導者を含めた振り返りも行います。

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