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医療工学専攻
- アドミッションポリシー
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博士前期課程 医療工学専攻で修得する高度な専門知識・技術や論理的思考能力を生かし、地域医療・先進医療へ貢献することを目指し、何事にも真摯な姿勢で臨むことのできる人を求めます。 博士後期課程 医療工学専攻で修得する高度な専門知識・技術や論理的思考能力を生かし、指導的立場の教育者や研究者として活躍 することを目指し、何事にも真摯な姿勢で臨むことのできる人を求めます。
- 医療工学専攻の特徴(社会の期待に応える医療工学及び医療全般にわたる高度専門家を育成)
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高齢社会の到来や科学技術の発展は、医療構造の変化や診断技術・治療法の急速な進歩をもたらしています。これらの進歩に対応するため、本専攻では高度な知識を有し、統合的な視野を持つ医療工学及び医療全般にわたる高度専門家を育成します。すなわち、診療放射線学、臨床工学、臨床検査学、救急救命学および総合リハビリテーション学をさらに発展させ、医療従事者の専門知識および技術水準の向上を図ります。
また、多様な医療技術における問題を統合的・組織的に把握し、問題解決を囮る能力を養います。さらに、将来の学術の発展と高度化に貢献できる人材や、医療チームの一員として医師やその他のスタッフと共に専門的立場からデータを分析。整理して、問題の解決策を立案できる人材を養成します。
- 医療工学専攻 研究教育の特色
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博士前期課程
出身学部・学科の枠にとらわれず、診療放射線学、臨床工学、臨床検査学、救急救命学および総合リハビリテーション学分野の講義・実習を履修できます。
- ● 専門基礎領域(科学論文作成法、医療倫理特論)
- ● 専門領域(26特論、16実習)
- ● 特別研究(複数教員による指導のもとに修士論文を作成。)
● 主な研究の概要
画像診断研究 医用画像の三次元処理やコンピュータ支援診断システムの開発・評価に必要な医学的・理工学的知識と技術を修得・研究する。
放射線治療研究 悪性腫瘍放射線治療の最新技術・研究の評価や最適化(治療計画・リスクマネージメントなど)に関する方法技術を習得·研究する。
循環器研究 人工心肺や体外循環など人工的血液循環維持時の血行動態および生体反応機序を理解するために必要な知識と技術を修得・研究する。
機器開発研究 インターベンションやコンピュータ支援手術など、これからの社会に求められる医療機器の開発に必要な知識と技術を修得·研究する。
発達障害児理学療法研究 新生児、低出生体重児の発達障害児理学療法および発達障害児のための水中活動等に関する知識と技術を修得・研究する。
分子生体機能学研究 電気生理学的手法と分子生理学的技術を用いたイオンチャンネル分子機能に関する基礎的・応用的な知識と技術を修得·研究する。
博士後期課程
以下の3つの領域を設定し、21世紀の先端医学と高度医療を担う研究を行います。
- ● 医用画像・生物情報工学領域(5演習)
- 医用画像診断支援学、生体機能解析学、放射線最適化・計測学、放射線影響生物学、病態解析学
- ● 循環器システムエ学領域(3演習)
心肺機能画像解析学、循環制御学、体外循環工学 - ● 健康科学領域(3演習)
身体障害治療・予防学、病態運動学、認知・発達学 - ● 特別研究
複数教員による指導のもとに博士論文を作成。





- 医療工学専攻 教育体系図
- 修了後の進路
- 診療放射線学、臨床工学、臨床検査学、救急救命学および総合リハビリテーション学分野における社会的ニーズから次のような進路が見込まれます。
- 1. 病院、医療福祉施設等における管理職候補
2. 放射線治療専門放射線技師補【博士前期課程修了者に資格認定(日本放射線治療専門放射線技師認定機構)】
3. 専門学校、大学、研究機関における教育研究職
4. 医療関連企業における医療機器の研究開発職
5. 地方自治体、文部科学省、厚生労働省などの行政機関 - 博士後期課程では、さらに次のような進路が見込まれます。
- 1. 大学、大学院、先端医療研究機関における教育研究職
2. 医歯薬関連企業における製品の研究開発職