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地域が抱える福祉の課題を知るプロジェクトが近隣の子どもたちを対象にイベントを開催しました

2015年8月21日 掲載

7月25日、医療福祉学部の学生が、中黒瀬住民自治協議会とともに立ち上げた「“地域がキャンパスin中黒瀬”実行委員会」プロジェクトが、キャンパス近隣に住む子どもを対象にしたイベントを開催しました。会場となった東広島市立黒瀬児童館には、乳幼児から小学校高学年まで幅広い年齢層の子どもたちとその保護者約90人が集まりました。
 

         参加した小学生はいろいろなゲームを楽しみました

 

参加者のうち小学生は、グループに分かれて6種類のゲームに挑戦。ポイントを競う輪投げ、ピンボウリング、ミニバスケットをはじめ、照明を暗くした部屋で箱の中に入っているものを触って当てるゲームなどで獲得ポイントを競いました。乳幼児とその保護者には、親子でリラックスできるよう紙芝居や絵本の読み聞かせなどを行いました。

 

 

      ピンボウリングなどポイントを競って大盛り上がり                乳幼児には保育学専攻の学生が読み聞かせ

 

同イベント開催の背景には、核家族化などによって地域社会と疎遠になりがちな若い親とその子どもをサポートすることだけでなく、今後の福祉を担う学生自身が世代や価値観の異なる人々との交流機会を通して、地域社会が抱える子育てや介護など福祉の現実に向き合うなどのねらいもあります。

この日、運営を担当した学生は、実行委員長の奥森未月希さん(医療福祉学科医療福祉専攻3年)をはじめ17人。

「子どもたちへの目配り、気配りを心掛けました。至らない点もありましたが、自治会や児童館の方がサポートしてくださいました。無事に終えることができたのも、日頃から地域の方やプロジェクトのメンバーと積極的にコミュニケーションを図り、良好な信頼関係を築けていたからだと思います」

と感想を寄せてくれました。

 

       矢藤自治会長と意見を交わす実行委員長の奥森さん(左)

 

同プロジェクトは今後も地域の方々と連携・協力。実践的な活動で地域とともに福祉への理解を深めていきます。

 

広島国際大学 広報室