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東広島市・黒瀬高校と福祉分野における人材育成事業に関する包括連携協定を締結

2016年3月29日 掲載

3月23日、学生・生徒や医療・介護従事者を対象とした研修の実施、コミュニティサロンの活性化に向けた学生・生徒のボランティア活動の充実などを通じて、福祉の領域で活躍できる人材を育成することを目的に、東広島市および県立黒瀬高校と包括連携協定を締結しました。藏田義雄市長、田中清裕校長、焼廣益秀学長らが出席し、協定締結式に臨みました。

 

 

   協定書に署名する(左から)焼廣学長、藏田市長と田中校長                協定書を手に連携を約束する3者

 

超高齢社会の日本において、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を持続できる地域包括ケアシステムの構築が求められる中、福祉分野を中心とした地域づくりの必要性は増しています。同市においても、「高齢者が安心して暮らせる社会の実現」を重要なテーマに据え、施策を実施しています。3者は協定を機に、学生・生徒への実践的な教育機会の提供を促進するとともに、医療・福祉施設等の職員を対象とした研修の実施や効果的な施策の検討を共同して行うことで、福祉の視点から地域振興を目指します。

 

焼廣学長は、

「東広島市とはサロンの共同企画・運営、黒瀬高校とは生徒のスムーズな進学を可能とする連携教育プログラムの実施など、すでに連携してきました。連携を強化し、地域の福祉向上に取り組みたいと思います」

と挨拶しました。

 

締結式終了後は本協定を記念して、『「生(活)きる」~生を考え、地域が活きる~』をテーマに講演会を開催しました。「福祉の魅力と地域のつながり」について河内昌彦氏(社会福祉法人 広島県リハビリテーション協会 会長)が講演したのち、「障がい者が、地域で生きる意味」を米原ろしゅう氏(ろしゅう集いの家 代表取締役社長)と本学の久保田トミ子副学長(医療福祉学部長)がディスカッションしました。最後には衆議院議員・桝屋敬悟氏が「求められる福祉サービスと人材」について、国会での審議状況を踏まえて講演しました。さまざまな視点から福祉の現状や展望が語られ、聴講者は福祉の重要性を共有しました。

 

 

         福祉に関心のある多くの来場者が聴講           障がい者支援についてディスカッションする米原氏(右)と久保田副学長

 

広島国際大学 広報室