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女子バレー部、部員一丸で悲願の1部昇格!

2017年5月19日掲載

5月14日に開催された中国大学バレーボール春季リーグ入替戦において、本学女子バレー部が1部昇格をかけ、環太平洋大と激闘を繰り広げ、見事勝利し悲願の1部リーグ昇格を果たしました。

相手コートに突き刺さるようなスパイクを決めるエース・蠣崎真衣さん(医療福祉学科2年)

中国大学バレーボール連盟には現在、1部6チーム、2部6チーム、チャレンジリーグ16チームが加盟しています。春季・秋季リーグ戦を軸に各チームがしのぎを削り、各部の上位・下位各2チームが昇格・残留をかけて熾烈な争いを展開しています。

本学女子バレー部は、2016年春季リーグ戦で昇格したばかりの2部リーグを席巻、優勝という成績で入替戦出場の切符を勝ち取り、1部リーグ昇格に臨みました。

迎えた入替戦では環太平洋大と対戦し惜しくも敗北、続く秋季リーグ戦も2位となり進出した入替戦の相手が、またしても環太平洋大でした。ここでも敗れ、1部リーグとの壁を痛感することとなりました。

「一発勝負の入替戦で高まる緊張感の中、普段通りのプレーができず、経験不足から細かいミスを連発した」

と当時、同部の中神剛監督が振り返ったとおり、精神面および実戦形式での練習不足という課題が浮き彫りになりました。

『必ず1部リーグで試合をする』という思いを全員で再認識した部員は、レギュラーであるかないかを問わず「勝つために自身が何の役割を担えばよいか」を考えました。また、実業団チームや1部リーグ上位チームとの練習試合を重ね、ワンランク上の試合展開を身につけることができました。

迎えた2017春季リーグ戦、2部リーグを順調に勝ち抜き優勝。3度目の入替戦はこれまで2敗している環太平洋大に決まりました。選手たちは相手チームの試合を事前に録画し、これまで以上に攻撃パターンやレシーブフォーメーションなどを分析。その結果、ブロック位置を変更することで相手のスパイクコースを限定させ、そこにリベロの選手を配置するなどフォーメーションを変更し徹底的に練習しました。

正確なレシーブで勝利に貢献したリベロ・南木梨沙さん(医療福祉学科2年)

入替戦は一進一退の攻防の末、セットカウント2-2の緊迫した展開に。しかしそんな状況でも、メンバーに緊張はなかったと言います。

部長の宮下真美さん(医療福祉学科2年)は、

「失うものは何もないと、常に笑顔で臨みました。楽しむように心掛けたのがよかったです」

と勝因を挙げます。控え選手も相手チームの分析や日々の練習でレギュラーをサポートするなど、まさに部員全員が一丸となった結果です。

接戦を制した本学女子バレー部は、文字通り3度目の正直で1部リーグの座を勝ち取りました。

「喜びは全力で表現した」と、部長の宮下さん(写真右)

控え選手もコート内の選手と気持ちは一つ

1部リーグとして挑む秋季リーグ戦からは、2部リーグに比べて1週だった試合が3週連続、1試合あたり3セットマッチだったのが5セットマッチと、強豪校相手により多く試合をこなします。これからさらに練習に励み、「みんなで勝つ」を合言葉に1部定着を目指します。

激しい戦いを乗り越えた仲間全員で


広報室