医療栄養学科の3年生が株式会社イズミと共同開発したお弁当「カラダ想い御膳」を、
11月3日から全国のゆめタウン・ゆめマート98店舗で販売しています。

 

販売開始日にはゆめタウン広島(広島市南区)で学生が試食販売会を実施し、大盛況となりました。

 

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以前から、ゆめタウンの各店舗で学生考案の健康レシピを
配架してもらっていたことがきっかけで、イズミ側からコラボ弁当の開発について打診がありました。

 

学生らは、さっそく6月にはミーティングをスタートし、約5カ月かけて完成させました。
16穀米を使ったご飯や豆腐バーグ、あじの南蛮漬けなど、素材や味付け、見た目にもこだわった彩り豊かなお弁当です。

 

最も大切にしたコンセプトは、塩分を控えめにした体にやさしいお弁当であること。
1日の塩分摂取量の1/3以下で、みんなが美味しいと思えるものを目指して、さまざまなアイデアを出し合いました。

 

辿り着いたのが、和・洋・中のバリエーション豊かな品目で、煮物や酢の物などバランスの良い味わいを揃えることでした。
だしをしっかり取ることも大きなポイントとしました。

 

開発にあたっては、学生が考えたレシピを基に実際に作ってイズミに説明し、
イズミがその内容を基にお弁当を試作。何度も試食を行い議論を重ねました。

 

「手の込んだ品目は大量生産には向かない」
「コスト面から既製品の調味料を使い最大限の味わいを引き出す」

 

など協働して課題解決の落としどころを探る作業は、授業だけでは得られない貴重な学びの機会となりました。

 

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開発に携わった松本佳奈さんは、
「ボリュームがあって種類も豊富なので、
家族などで分け合って健康を意識しながら食べてもらえれば」
とお弁当に込めた想いを語ってくれました。

 

広報室

 

※この記事はブログ「とれたてヒロコク便」に掲載しています