8月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、第3回、第4回オープンキャンパスを開催しました。
来ていただいた皆様、ありがとうございました。
今年度最後のオープンキャンパスということもあり、学生や教員も対応に熱が入ります。
高校生の方からは、「学生生活の様子などたくさん話が聞けてよかった」と大満足な様子でした。
また、第3回オープンキャンパスの限定企画として、
・実験「パインアップル中のたんぱく質分解酵素」
・調理実習「簡単・栄養満点おやつを作ろう」というイベントを開催しました。
実験「パインアップル中のたんぱく質分解酵素」では、二種類のパインアップル(生、缶詰)を用いて、
ゼラチンと寒天の固まりやすさの観察を行いました。ゼラチンや寒天は何からできているかご存知でしょうか。
その違いが固まりやすさに関係しており、今回はパインアップル中の「たんぱく質分解酵素」に注目して
実験を行いました。参加された方からは、「おもしろい!」「しっかり固まった!」など楽しみながら
理解していただけたようでした。
調理実習「簡単・栄養満点おやつを作ろう」では、栄養付加した二種類のスコーン(かぼちゃのスコーン、
ドライフルーツとナッツのスコーン)を作りました。
しっかりと手でこね、みなさん思い思いの形のスコーンを焼き上げました。
焼き上がるまでの時間では、来ていただいた高校生同士で、あるいは本学部学生との大学生活や授業の話で
交流を深められたようです。
試食した方からは、「おいしい!」「とても簡単なので家でも作ってみる!」と大好評でした。
続いて、第4回オープンキャンパスの限定企画として、
・実験「清涼飲料水中のビタミンCを測ろう」
・調理実習「真空調理を体験しよう」というイベントを開催しました。
実験「清涼飲料水中のビタミンCを測ろう」では、ビタミンC入りの清涼飲料水を用い、ビタミンCの量を
測りました。清涼飲料水にある溶液を加えていくと、ある一定のラインで色が変化します。その見極めは
少し難しいのですが、その様子も楽しそうに観察されていました。また、ビタミンCと聞くと、レモンを
思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回は実験とともにビタミンC溶液とレモン果汁の飲み比べを
行いました。実は、レモンのすっぱさの主成分はクエン酸によるもので、ビタミンC自体はすっぱくないと
いうことにたくさんの方が驚かれていました。
調理実習「真空調理を体験しよう」では、食材内部に味がしみ込みやすいという真空調理の特徴を活かし、
真空調理で漬物作りを体験しました。
真空調理中は、食材内部の空気が抜け、調味液がぶくぶくする様子が観察できます。その様子にたくさんの方が
驚かれていました。
わずか1分で真空調理が終わり、漬物が完成しました。
試食した方からは、「おいしい!」「とてもあっという間にできて、家にも真空包装機が欲しい」といった声を
聞くことができました。
今年度のオープンキャンパスも、たくさんの方々に来ていただきました。
県内の高校生の方や、高校3年生だけでなく1年生や2年生の方、遠くは沖縄といった県外から
来てくださった方、ありがとうございました。
皆様と4月にお会いできることを楽しみにしております。