広島県薬剤師会館で広島漢方研究会の理事をつとめる中島正光教授が実際の症例などを提示しながらリアリティーのある講義をしました。内容は、現在すすめられている薬剤師の業務拡大の説明が最初にあり、さらに繰り返す肺炎の症例の提示を行ないました。誤嚥性肺炎の医学的解説の後、治療として使われた漢方処方である六君子湯、加味逍遥散、抑肝散陳皮半夏などの説明および使い方の説明が行なわれました。さらに、それに関連して漢方の概念である気(気虚、気滞)などの説明と、それに対する処方について説明がありました。抑肝散については痴呆の周辺症状に対する効果について、海外論文の内容を提示して説明がありました。その他、研究会では鉄村努先生、我々の研究室で研究もしている木原敦司先生の講義などがありました。本研究会は鉄村努理事長の努力のもと、いつも素晴らしい講義が行なわれています。

我々、広島国際大学生薬漢方診療学研究室は、かかりつけ薬剤師、かかりつけ医師、在宅医療、セルフメディケーションに漢方が益々使われ、素晴らしい治療が出来ることを期待します。

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