2017年10月19日

2012年から開始された広島国際大学(池田潔教授、大坪忠宗准教授)と立教大学(入江正浩教授、常盤広明教授)との協働研究「水溶性フォトクロミック化合物」が、日本に続いて、米国でも特許権を取得することができました。米国特許権の取得は、広国大全体では第2号案件、薬学部内では第1号案件となりました。また特許権が学園に付与され、さらにヨーロッパでの特許権取得を目指しています。

広国大が合成に関わったフォトクロミック分子の一つである水溶性ジアリールエテン化合物は、2014年ノーベル化学賞を受賞したシュテファン・ヘル教授(ドイツ・マックスプランク研究所所長)のもとで性能を評価されました。ジアリールエテン化合物は「超解像度の蛍光顕微鏡の開発」に繋がることが期待されています。

発明の名称:WATER-SOLUBLE PHOTOCHROMIC COMPOUND
米国出願番号:14/427,635
米国登録番号:US 9,738,675
登録日:2017年8月22日

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特許証(特許第6214055号)