2015年9月1日(火)~6日(日)、医療薬学研究センターの木平健治教授が、アメリカ・テネシー大学お よびマーサー大学を訪問し、学生の留学などの国際交流促進に向けて協議を行いました。

本学薬学部では、2007年度より両校からの留学生を受け入れ、また年間1~2名の学生を両校 に派遣し、国際交流を行ってきました。この度、8年間の交流実績を踏まえ、本学薬学部とテネ シー大学およびマーサー大学薬学部は、薬学教育および薬学業務における発展を実現することを目的とした、協力協定を締結しました。

今回、木平健治教授(現 本学薬学部教授、前 広島大学病院薬剤部長)が、同じく両校と協 定を有する広島大学病院の松尾裕彰薬剤部長と共に、アメ リカ・テネシー大学およびマーサー大学を訪問し、今後の 交流促進に向けて協議を行いました。加えて、ジョージア 州ポイズンセンターを訪問では、24時間体制で薬に関す る質の高い情報を、患者様のみならず、医師を含めた多く の医療者に提供していること、さらにその運営に地域の薬 学大学教員が大きくかかわっている現状などの情報交換を 行い、本学における地域連携のモデルとして、多くの知見 を得ることができました。
本学薬学部の国際交流事業はすでに協定締結を行っているノースカロライナ大学を含めて3校 となり、それぞれの大学の特徴を活かし、学生間の交流のみならず、教職員の交流も含めて、今 後の大きな発展が期待されます。

img20151014