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オプション科目の履修モデルについて(保健医療学部、リハビリテーション学部、看護学部、薬学部)

『オプション科目』とは、健康・医療・福祉分野の職業人としての人格形成を目的として、主に「人間と文化」、「人間と社会」、「人間と自然」の3つの領域について、大局的視野を身につけるもので、「命の尊さを理解し、ひとを思いやる豊かな人間性」を育むための科目群です。
『オプション科目』は「ベーシック」と「アドバンスト」の2分野が設けられています。「ベーシック」では幅広く深い教養や総合的な判断力、豊かな人間性を涵養することを目標としています。「アドバンスト」では、ベーシックで学んだ内容をさらに発展させる科目が設定されており、これらを卒業までの必要な時期に学んでいきます。

保健医療学部、リハビリテーション学部、看護学部、薬学部の各学科においては、専門教育科目やスタンダード科目の学びと関連させてそれぞれの学びの目標に合ったオプション科目の履修を推奨しています。

 

学科・専攻名 科目テーマ 推奨するオプション科目 関連科目(専門・スタンダード科目など) 目的(履修を推奨する理由)
 診療放射線学科

「大学院進学」

関連科目

 物理学、数学、生物学、化学、科学実験a、科学実験b、Reading & Writing、英語プレゼンテーション、データサイエンスⅡ、データサイエンスⅢ、プログラミングⅠ・プログラミングⅡ、  データサイエンスⅠ、医療統計学、応用数学演習、英語講読基礎  大学院進学後に研究テーマに沿って診療画像機器や放射線治療装置を用いた実験やプログラミングを行い、データ解析を行うため、進学を希望する者はこれらを大学在学中に学んでおくとよい。また、大学院では論文調査や研究発表において相応の英語力が求められるため英語科目の履修を推奨する。 

「グローバル」

関連科目

 物理学、数学、コミュニケーション論、Reading &Writing、検定英語、英語プレゼンテーション、グローバル化と人間a・グローバル化と人間b、教養ゼミ  英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語リーディングⅠ、英語リーディングⅡ  診療放射線技術のグローバル化に対応し、将来、医療チームの一員として国際的な活躍を希望する者はこれらの科目の履修を推奨する。 
「地域コミュニケーション」関連科目  物理学、数学、コミュニケーション論、英語プレゼンテーション、日本語表現法、人間と社会a、人間と社会b、教養ゼミ  地域創生と危機管理  将来、医療チームの一員として地域社会に貢献する診療放射技師を希望する者はこれらの科目の履修を推奨する。 
 医療技術学科 
 臨床工学専攻

「臨床工学技士国家資格取得・大学院進学」

関連科目

 統計学、数学基礎、数学、物理学、化学、生物学、科学実験a、科学実験b、データサイエンスⅡ、データサイエンスⅢ、コミュニケーション論  情報リテラシー、データサイエンスⅠ、
選択科目を含む全ての専門科目
 臨床工学技士業務は種々の物理学的・化学的・生物学的原理を応用し、疾患の治療や予防を行っている。そこで、臨床工学技士になるためのモチベーション向上を図るためにも、これらの科目の履修を推奨する。また、医療技術学科臨床工学専攻では大学院に進学し、修士号、博士号の学位を修得後、教員や研究者となった卒業生もいる。そこで、これらの科目を在学中に学ぶことで研究への興味を持ってもらうためにも、これらの科目の履修を推奨する。 
 医療技術学科 
 臨床検査学専攻

「大学院進学」

関連科目

 統計学、データサイエンスⅢ、データサイエンスⅡ  データサイエンスⅠ 臨床検査学専攻を卒業後に大学院進学を希望する者は、実験データを解析するために「統計学」と「データ解析」の知識が必要であり、これらを学部在学中に身につけておくために履修を推奨する。
 救急救命学科

「進路」

関連科目

 日本語表現法  教養総合学Ⅰ、教養総合学Ⅱ、教養総合学Ⅲ、教養総合学Ⅳ、教養総合学Ⅴ  救急救命学科は就職先として公務員試験と関係性が高いため、自分の文章を客観的に眺める視点を習得するため履修を推奨する。 

「グローバル」

関連科目

 Reading&Writing、英語プレゼンテーション  国際救急救命学、救急実務英語  救急救命士資格取得後は、救急現場活動において外国人対応が求められる。英文の論理展開能力や英語での表現法を習得するため履修を推奨する。 

「データ解析」

関連科目

 データサイエンスⅡ、データサイエンスⅢ  救急統計学、データサイエンスⅠ  救急救命士資格取得後は、救急業務において救急情報の分析や分析結果の可視化による、業務改善が必要となるため、これら科目の履修による情報分析やデータ解析能力を習得するために履修を推奨する。 

 リハビリテーション

学科 理学療法学専攻

「教養」

関連科目

 文学、文化人類学、法学、日本語表現法、グローバル化と人間a、データサイエンスⅡ、人間と社会a、人間と社会b  データサイエンスⅠ、臨床実習(体験実習、検査・測定実習、評価実習、総合実習)  理学療法士は医学的治療者としてのみならず、様々なライフステージにある患者・利用者さんへのよき支援者である必要がある。そのためには、一般社会における最低限の教養をしっかりと身につけておくと同時に、対患者・利用者に対して分かりやすい説明(日本語力)が必要となるあるため履修を推奨する。 

「グローバル」

関連科目

 中国語Ⅰ、中国語Ⅱ、検定英語  英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語リーディングⅠ、英語リーディングⅡ  観光立国を目指すわが国では今後も外国人観光客の増加が見込まれる。特に中国語および世界の標準語である英語については、理学療法士としても、これまで以上に必要となる場面に遭遇する可能性が高いため履修を推奨する。 

「専門理解の準備」

関連科目

 物理学、データサイエンスⅡ  データサイエンスⅠ、物理療法学、物理療法学実習、運動療法学、身体運動学Ⅰ、身体運動学Ⅱ、身体運動学実習、臨床運動学、臨床運動学実習、生理学Ⅰ、生理学Ⅱ、生理学実習、理学療法研究法、卒業研究  理学療法では物理エネルギーを利用した治療や、運動メカニズムの理解における物理的法則の知識が必要である。また、根拠に基づいた理学療法(EBPT)の提供が求められており、正しいデータの採取や解釈ができることが求められるため履修を推奨する。 
 リハビリテーション学科 作業療法学専攻

「人間と文化」

関連科目

 芸術学、文化人類学  作業療法専門分野全域  芸術や人類の歴史は作業療法の世界に密接に関連するので、深く学んでほしいため履修を推奨する。 

「人間と自然」

関連科目

 統計学  作業療法専門分野全域  近年の作業療法では治療効果が求められ、統計学をツールとして使うので、基礎的な統計学を学んでほしいため履修を推奨する。 
 リハビリテーション学科 言語聴覚療法学専攻

「言語運用」

関連科目

 日本語表現法、コミュニケーション論、Reading & Writing、英語プレゼンテーション、検定英語、人間と文化a、人間と文化b  アカデミックリテラシー、英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、英語リーディングⅠ、英語リーディングⅡ、言語理論と言語心理、音声学、言語発達学、臨床研究Ⅰ、臨床研究Ⅱ、卒業研究  様々なライフステージにある言語聴覚療法の対象者に対し、言語聴覚療士には臨床上必要な内容を指導・援助場面で分かりやすく伝えることが求められている。言語に関わる言語リテラシー、言語運用能力を身につけるために履修を推奨する。 

「コミュニケーション」

関連科目

 心理学、コミュニケーション論、人間と社会a、人間と社会b、教養ゼミ  チュートリアル、専門職連携基礎演習Ⅰ、専門職連携基礎演習Ⅱ、専門職連携総合演習Ⅰ、専門職連携総合演習Ⅱ、情報リテラシー、カウンセリング、臨床心理学、グループダイナミクス、拡大・代替コミュニケーション論、臨床実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ  コミュニケーション能力は、リハビリテーション専門職には必須であり、的確なチームアプローチを行うためにも重要である。言語・聴覚コミュニケーション領域の学修を行い、卒後に専門職として活躍するために履修を推奨する。 
 リハビリテーション学科 義肢装具学専攻

「義肢装具会社・福祉機器関係会社指向」

関連科目

 統計学、数学基礎、コミュニケーション論、データ解析  統計学演習、リハビリテーション運動学、運動機能計測学/同実習、臨床コミュニケーション、バイオメカニクス/同演習、理学療法検査測定演習、工学的数学基礎演習、臨地実習、臨床実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲなど。  義肢・装具、あるいはリハビリテーション支援機器、福祉機器、福祉用具などの製作においては、ユーザとのコミュニケーションは必須である。また近年、採寸や動作データの取得、解析、その後の製作など段階で正確性や効率化、データに裏付けされた妥当性、さらには快適性が求められている。そのため、計算機をはじめとするディジタル機器を使用することが不可欠となってきている。これらに関係する科目の履修を推奨する。 
 看護学科

 

「保健師課程」

関連科目

 日本国憲法、データ解析  英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、情報リテラシー、データサイエンスⅠ、スポーツ学、スポーツ実習Ⅰ  保健師課程では疫学・保健統計や行政の制度の理解が不可欠であり、「データ解析」の履修により多様な情報を分析・考察する基礎力を身につけさせたい。「日本国憲法」については、保健師免許取得後に養護教諭二種免許を申請する際に、外国語、スポーツ、情報系科目とともに大学で単位修得しておくことが必要であるため履修を推奨する。 

「大学院進学」

関連科目

 プログラミングⅠ、Reading & Writing、データサイエンスⅡ、データサイエンスⅢ  データサイエンスⅠ、英語リーディングⅠ、英語リーディングⅡ  医療・看護分野において、今後AIやIoTが急速に導入されていくことが予測される中、ICTを活用する能力が重要であることと、統計学の理解を強化するために、大学院進学を目指す学生には上記の情報学系科目の履修を推奨する。また、英語論文を解読するための基礎となるため、「Reading & Writing」の履修を推奨する。 
 薬学科

「専門科目の理解」関連科目

統計学、科学実験a、科学実験b、データサイエンスⅡ、データサイエンスⅢ、「人間と自然a」、「人間と自然b」

専門職連携基礎演習Ⅰ、専門職連携基礎演習Ⅱ、専門職連携総合演習Ⅰ、専門職連携総合演習Ⅱ、データサイエンスⅠ、
選択科目を含む全ての専門科目

薬剤師は、科学的なものの見方・考え方を身に付けなければなりません(薬学科ディプロマ・ポリシー(2))。その基盤を築く科目として、左記推奨科目を用意しています。数学・物理学・化学・生物学は専門科目で学修していきますが、基本的な知識・種々のデータを解析する技能を身に付けておくと専門科目の理解の助けとなるでしょう。薬学科の時間割では、科目の選択に制約がありますが、自身に必要な分野について、左記の科目群から適宜選択して履修することを推奨します。
 なお、薬学を学ぶ上で最低限必要とされる数学、物理、化学、生物の知識については、初年次において必修科目となっている数学基礎、基礎物理学、基礎化学、および基礎生物学で取り扱うことも勘案の上、履修科目を選択してください。

「コミュニケーション」関連科目

心理学、日本語表現法、コミュニケーション論、人間と社会a、人間と社会b、教養ゼミ

チュートリアル、専門職連携基礎演習Ⅰ、専門職連携基礎演習Ⅱ、専門職連携総合演習Ⅰ、専門職連携総合演習Ⅱ、情報リテラシー、早期臨床体験、医療コミュニケーション、実務事前実習、学外実務実習

  本学卒業時には、患者中心の医療を行うために必要なコミュニケーション力を身につけ、チーム医療に貢献する意欲と態度を有していることが求められます(薬学科ディプロマ・ポリシー(5))。そのために他者の心理状態を理解し、適切な自己表現方法を身に付けることが要求されます。その行動基盤を築く科目として、左記の科目群を用意しています。コミュニケーション力の根幹をなす要素を修得する目的で、上記科目群からの適宜選択して履修することを推奨します。
 「一般教養」関連科目  哲学、文学、芸術学、文化人類学、歴史学、グローバル化と人間a、グローバル化と人間b、人間と文化a、人間と文化b アカデミックリテラシー、地域創生と危機管理、薬学へのいざない、薬学概論、医療コミュニケーション、医療倫理・医学概論  本学卒業時には、医療人として命の尊厳を理解し、ひとに寄り添える豊かな人間性と高い倫理観を有することが求められています(薬学科ディプロマ・ポリシー(1))。そのためには、倫理や一般教養を幅広く身に付け、他者の考えや思いを理解し、コミュニケートできる素養が必要となります。その素養を醸成するために、左の科目群を用意していますので、適宜選択して履修することを推奨します。

 

最終更新日:2022年3月31日