研究者詳細情報
学位・資格
博士(理学)、第1種放射線取扱主任者
専門分野
分子生物物理学
所属学会
日本生物物理学会、日本中性子科学会、日本放射光学会、日仏生物学会、量子生命科学会
研究テーマ
1) 中性子非弾性散乱を用いた生体高分子の揺らぎ解析
2) X線・中性子小角散乱を用いた生体高分子の溶液構造解析
3) アミロイド線維とリン脂質膜相互作用の解析
4) 散乱データ解析手法の高度化
2) X線・中性子小角散乱を用いた生体高分子の溶液構造解析
3) アミロイド線維とリン脂質膜相互作用の解析
4) 散乱データ解析手法の高度化
研究業績
研究者自己PR
私の研究室では,主に中性子線やX線の散乱を利用して,タンパク質やリン脂質の構造や動きが生物機能とどのように関係しているかを調べています.特に,アミロイドーシスと呼ばれる疾患に関係するアミロイド線維が持つ毒性の強さが,線維のどのような物理的特徴によるのか,フランスとの共同研究を通して原子レベルで突き止めることを目指しています.世界最先端の施設を利用した実験や学会発表及び論文執筆を通して,討論する能力や論理的思考力が鍛えられます.分子や原子のレベルで病気の仕組みを理解しようとする研究を一緒に進めませんか?