研究者詳細情報
学位・資格
博士(水産学)
専門分野
食品化学、水産化学、脂質生化学、分子生物学、細胞生物学
所属学会
日本水産学会、米国生化学分子生物学会(ASBMB)、日本生化学会、日本分子生物学会、日本細胞生物学会
研究テーマ
1)強力な抗酸化物質セレノネインの実用化
2)抗酸化物質セレノネインに伴う細胞の生と死の制御
3)スフィンゴ脂質セラミド結合性タンパク質の解析
2)抗酸化物質セレノネインに伴う細胞の生と死の制御
3)スフィンゴ脂質セラミド結合性タンパク質の解析
研究業績
研究者自己PR
本研究室では、セレノネインが、強力なラジカルスカベンジャーであることから、天然物由来の水溶性抗酸化物質として健康食品製造や食品加工に利用可能です。セレノネインは、マグロ類、サバ類などの魚介類に高含有することから、セレノネイン含量を測定してデータベース化に取り組み、缶詰、レトルト食品など様々な形態の食品を開発し、商品化を目指します。さらに、セレノネイン濃縮物を用いて抗加齢、抗メタボリックシンドローム効果をもつ特定保健用機能食品を開発いたします。また、酸化ストレスを伴うアポトーシス誘導シグナル伝達経路の研究を遂行しています。とくに、抗酸化物質セレノネインに伴う生存シグナル経路に注目しております。