博士 （工学）

建築計画、都市計画、環境行動学、防災工学

日本建築学会、 日本都市計画学会、 GIS学会、 日中関係学会、 子ども環境学会

１） 都市施設の立地特性と配置計画
−都市施設の特性分析と立地モデルの応用
２） 安全で安心なまちづくりの理論と実践
−子供の歩行行動の視覚的特性分析とまちづくりへの応用
−広域や施設における防災計画に関する基礎的研究
３）地域暮らしや執務・生活環境改善のにおける環境行動・心理学等の応用
４）中国における都市・建築・人間行動等の研究
−伝統的まちの構成と発展及び都市生活者の行動特性
５） 中国における教育施設の標準化及び地域的役割についての研究

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地域施設立地計画における空間的相互作用モデルから確率モデルによる利用者選択最適化分析をはじめ、空間視覚的情報処理の過程及び行動環境評価解析研究として、子どもの通学歩行行動や公共施設・地下街等目的探索行動、複雑環境条件下での避難行動の検証・定量化分析等を研究の主軸として長年取り込んでいる。また地域における防災インフラ整備評価や避難行動予測等の課題に際し、土砂災害や火災など広域、室内避難での人間行動の特性分析をはじめ、住民アンケート調査や避難シミュレーションの手法を駆使して検証解析を行っている。そして、地方都市安全安心な暮らしの実現や大学キャンパス環境改善等への取り込みにおいて、教育・研究の実践として地域活性化研究や学内研究助成を長年関わり、その成果はSDGs目標の実現に寄与している。さらに、海外大学や研究機関との学術交流をはじめ、中国都市における歴史的空間構成や建築文化的象徴性等の研究も推進している。