看護学科の学生による
LCF(Let’s have fun with Children & Families)プロジェクトは7月1日、
呉市すこやか子育て支援センターで七夕会を開催しました。
本プロジェクトは同センターを活動拠点として、
子育て中のパパ・ママのための親子交流イベントを企画・実施しています。
 

七夕会では手遊び歌や暗闇で光るパネルシアターなどのプログラムに、
七夕の要素をふんだんに取り入れて雰囲気を演出。
「トントントントン」のリズムで拳を交互にぶつける
おなじみの手遊び歌『ひげじいさん』の歌詞を七夕バージョンに変えたり、
パネルシアターの最後に織姫と彦星に扮した学生が登場して、
出会いのシーンを再現するなどの工夫を行いました。
 

七夕らしく学生が浴衣でお出迎え   オリジナルの手遊び歌も
七夕らしく学生が浴衣でお出迎え オリジナルの手遊び歌も

 

本イベントは毎年恒例となっていますが、こうした試みは初めてのこと。
七夕のことをもっと楽しく知ってもらおうとメンバーが企画しました。
 

また今回、運営面でも初めての取り組みとして
総勢およそ50人ものプロジェクトメンバーを、
学年混合のグループにプログラムごとに分けました。
これによって各グループに一体感が生まれ、
全体としてもまとまりが出たと、
リーダーの松本侑花さん(3年)は振り返ります。
 

パネルシアターの紙人形や牛乳パック400個でできた橋など、
小道具もすべて手作り。
勉強やテストなど忙しい時間の合間を縫って準備を進め、
前日の夜にも学内でリハーサルを実施するなど、
綿密な打ち合わせを重ねて本番に臨みました。
その甲斐あって当日は、来場した親子が一緒に歌って踊って、
笑顔いっぱい楽しんでいました。
 

織姫と彦星が出会う橋も手作り   メンバー同士で綿密な打ち合わせ(右は松本さん)
織姫と彦星が出会う橋も手作り メンバー同士で綿密な打ち合わせ(右は松本さん)

 
 

「子どもたちにどう接したらよいか、どんな企画なら喜ばれるかを考えることは、
将来、看護師を目指す私たちにとって貴重な経験になっています」
と、松本さんはプロジェクトでの成長を実感しています。
 

同プロジェクトはクリスマス会など
今後も親子向けイベントの企画・実施を通じて、
親子の交流を深めます。

 

広報室