日々の暮らしに直結する「話す、聞く、食べる」を改善し、コミュニケーションをサポート。

ことばの発達の遅れや、噛む・飲み込む動作の「嚥下(えんげ)」が困難な人の症状の回復を図ります。対象は子どもから高齢者まで幅広く、指導・訓練・助言を通して生活に直結する機能の回復を担います。「ことば」や「聞こえ」に障がいがある子どもに対してケアを行う小児言語聴覚士の需要も高まっています。言語聴覚士の仕事は知識や技術に加えて、コミュニケーションが鍵。経験を重ねれば重ねるほどスキルアップが望めます。

【言語聴覚士】興味•関心の種

  • ドラマを見て医療の現場に憧れる
  • 国家資格を取得し、医療の仕事に就きたい
  • 子どもが好き
  • 知られざるプロフェッショナルになりたい
  • 人の相談に乗る・関わるのが好き
  • 人体の仕組みに興味がある
  • 食べることが好き
  • 子どもの成長に寄り添いたい

【言語聴覚士】業界TOPICS

高齢者のスーパーヒーロー!言語聴覚士

高齢者の誤嚥(ごえん)性肺炎という病気を知っていますか?これは、食べ物や飲み物をうまく飲み込めず、肺に入ってしまうことで起きる病気です。この病気が原因で、多くの高齢者が亡くなっています。言語聴覚士は高齢者が食事中に安全に飲み込めるようにする方法を教えたり、咀嚼(そしゃく:食べ物をかむこと)や飲み込みをサポートします。高齢者のスーパーヒーロー!言語聴覚士が求められています!

【言語聴覚士】主な資格取得までの流れ

主な職場

医療機関

  • 病院(リハビリテーション科、耳鼻咽喉科、小児科など)

    聴覚や言語発達、脳機能障がいなど、それぞれの病院の専門性に沿ったリハビリを行います。

その他

  • 老人保健施設

    高齢者の会話能力や飲み込みの機能の維持・向上を支えます。

  • 特別支援学校

    生徒一人ひとりの言語発達やコミュニケーション能力向上の支援を行います。

言語聴覚士を文字で知る

誰かのためになれるなら、自分の経験も活かしたい!

椙岡音羽さんは言語聴覚療法学専攻の1年次(取材時)。山口県出身で大学近くで一人暮らしをしているそうです。お琴ができたり、手話ができたり、多才な椙岡さんがめざすのは「言語聴覚士」。自身の経験から熱い想いを抱き、ヒロコクに入学しました!

幼い時から憧れたヒーロー!それが「言語聴覚士」だった。

徳島県出身の新宅司さんは、言語聴覚療法学専攻の1年次(取材時)。突然のインタビューにも丁寧にわかりやすく答えてくれ、優しく穏やかな人間性がよく伝わってきました。そんな新宅さんのストーリーをご紹介します!