日常生活に支援を必要とする人が「その人らしい」生活を獲得するため作業療法を通してサポート。

着替えや食事など日常生活を送ることが困難な人に対して、「食べる練習」「住まいの中を移動する練習」「トイレを使う練習」「服や靴の着脱の練習」などの作業を通して、一人ひとりの生活を見据えた支援を行います。小児分野では、心身に障がいのある子どもの主体性を伸ばしながら豊かな発達をサポート。患者の人生に寄り添いながら、社会復帰や通学など「その人らしい暮らし」を手助けできることは、自身の成長や視野の拡大にもつながります。

【作業療法士】興味•関心の種

  • ドラマを見て医療の現場に憧れる
  • 国家資格を取得し、医療の仕事に就きたい
  • 子どもが好き
  • 人の相談に乗る・関わるのが好き
  • 人体の仕組みに興味がある
  • 地域住民の健康をまもりたい

【作業療法士】業界TOPICS

子どもから高齢者まて幅広い世代を対象に活躍する

作業療法士は、人生のあらゆるステージで料理や洗濯など日常生活の動作や手芸や工芸などの創作活動といった「作業」を通じて、人と社会のつながりをつくります。その対象は病気やけが、生まれながらに障がいがある人など、年齢に関係なく、日常生活に支援を必要とするすべての人が対象となるため、アタマとココロとカラダのプロフェッショナルとして幅広い分野で活躍します。

【作業療法士】主な資格取得までの流れ

主な職場

医療機関

  • 病院/リハビリテーション病院(センター)

    創作活動や作業を通じて日常生活動作の改善を目指し、身体・精神の機能回復を支援します。

福祉業界

  • 福祉施設

    高齢者や身体障がい者が自立した生活を送れるよう支援します。

作業療法士を文字で知る

患者さんの将来も一緒に
考えられる「作業療法士」へ!

作業療法学専攻に通う杉本虹果さんは、広島の実家から片道2時間かけて通っており、現在は3年次(取材時)! 春からは大学最後の1年を迎えますが、既に「作業療法士」としての人間性が備わっていることに取材陣は感動しました!

患者さんの心の奥底にある
辛さを手助けしたい!

愛媛県出身の合田萌乃さんは、現在、作業療法学専攻の3年次(取材時)。1年次から学生寮で1人暮らしをしています。初めての1人暮らしで大変なことも多いけど“料理が好き”ということに気づいたそう(笑) そんな、新しい自分を見つけた合田さんのストーリーです!