連携事業

令和7年度 東広島市COMMONプロジェクト 研究計画

概要

通所型サービスC終了後の利用者に対して、定期的にオンライン会議ツールを用いた遠隔指導を実施し、運動の習慣化と身体活動量の増大を促して、生活習慣の改善を図る。より長期的で効果的な手法の試行のため、令和6年度の対象者と合わせ、新たな対象者に対する試行を行い、最終的な事業の構築を行うものとする。

到達目標・方法

(1) 自宅での運動を促すツール・プログラムの開発、フォロー教室、遠隔指導により、フレイル判定一段階以上改善者の割合や、運動教室開始時運動習慣のない者が6ヵ月後に運動を継続している者の割合を高める。

(2) 本事業で開発した効果的なトレーニングメニュー等のツールを市や民間の事業者等に提供いただくことで、通いの場やサロンなど、より広い地域の多くの高齢者のフレイル予防に活用する。

令和6年度 東広島市COMMONプロジェクト 成果実績

研究成果

運動習慣のない人が、半年後に運動を習慣化することができた。(半年後に運動を継続している割合100%(12名中12名))
運動教室は、歩行や立ち上がり能力および下肢・呼吸筋力を向上させ、3ヵ月の遠隔指導でその能力を維持することができた。

令和6年度 東広島市COMMONプロジェクト 研究計画

事業名

プレフレイル状態にある高齢者の生活習慣の改善及びトレーニング手法の開発(COMMONプロジェクト

実施者

広島国際大学総合リハビリテーション学部 山﨑貴博准教授 × 東広島市地域包括ケア推進課

課題

介護予防の取り組みが必要と認められる者を対象に、保健・医療専門職が身体機能及び生活機能に関する問題を総合的に把握・評価し、通所により短期集中的に運動指導を中心とした介護予防事業を実施しているが、事業終了後に、高齢者自身が自らの生活の中で、積極的な運動の取り入れや身体活動量の増大を図る生活習慣の見直しまでには至っていない。

概要

通所型サービスC終了後の利用者に対して、3か月間、定期的にオンライン会議ツールを用いた遠隔指導を実施し、運動の習慣化と身体活動量の増大を促し生活習慣の改善を図る。

到達目標・方法

(1)事業実施後プレフレイル状態から症状が改善され健康な状態が継続している高齢者数が少ないため、通所型サービスC事業終了後に、自らの生活の中で運動の継続や身体活動量の増大を定着させる手法を構築し、健康な高齢者数を増大する。

(2)本事業で開発した効果的なトレーニングメニュー等のツールを市や民間の事業者等に提供いただくことで、通いの場やサロンなど、より広い地域の多くの高齢者のフレイル予防に活用する。

参考資料

プレフレイル状態にある高齢者の生活習慣の改善及びトレーニング手法の開発

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