常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
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瀬戸内の島で海開き 学生がイベントを企画・実施

広島県尾道市から愛媛県今治市までの間の島々を結ぶ自動車道「しまなみ海道」。
瀬戸内の多島美を感じられる人気のスポットです。
その海道に連なる島の一つ、生口島の海水浴場「瀬戸田サンセットビーチ」で、
7月3日に地元のNPO団体や自治会などで構成する実行委員会主催の
海開きが行われ、本学学生36人がイベントを企画・実施しました。

 

生口島の瀬戸田町とは、
本学人間環境学部(現・心理学部の前身)を開設した翌年の2002年から毎年、
海開きや祭りでのボランティアのほか、
シンポジウムのパネリストとして学生目線のまちづくりを提言するなど、
さまざまな場面で交流してきました。
今年は自分たちの手で海開きを盛り上げようと、
初めてイベントを企画することになりました。

 

「老若男女問わず楽しんでもらいたい」「思い出作りを手伝いたい」
この2つをコンセプトに、サンドアート大会と茶会を提案。
実行委員会のメンバーと情報共有しながら、約1カ月間準備を重ねてきました。

迎えた当日、ビーチの砂で思い思いの作品を描くサンドアート大会には、
多くの家族連れが参加し、賑わいを見せました。
また敷地内の和室を利用した茶会では、お点前を披露。
来場者をもてなし、リラックスした空間を演出しました。

 

山状に集めた砂でサンドアートにチャレンジ

山状に集めた砂でサンドアートにチャレンジ

お茶と和菓子で心落ち着くおもてなし

お茶と和菓子で心落ち着くおもてなし

いずれのイベントも盛況のうちに終えることができましたが、
初めての挑戦で大変なことも多かったとリーダーの山下知甫さん(コミュニケーション心理学科3年)は振り返ります。
告知が十分でなかったり、ビーチの砂がサラサラで固まらないといった
ハプニングなど、準備やリサーチ不足なども重なり、
その場その場で対応に迫られることも多かったと言います。
それでも、
「臨機応変に工夫して、何とかチームワークで乗り切ることができました」
と安堵と満足の表情を見せていました。

学生たちは今後も、ボランティアやイベント実施を通じて「瀬戸田」を盛り上げていきます。

広報室

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