常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
地域活性化支援プロジェクト『瀬戸内イキイキ』プロジェクト

瀬戸内の島々で高齢者の方が活き活きと暮らし続けるため、地域の活性化を目的に、看護学部の学生が健康に関する知識を提供します。現在は大崎上島と豊島を舞台に活動しています。

【瀬戸内イキイキプロジェクト】大崎上島町で島を知るワークを行いました!

6月22日(土)に学生8名、教員2名が大崎上島町で「島を知るワーク」を行いました。今回の島を知るワークは、大崎上島町社会福祉協議会の方々やイキイキプロジェクトの基盤を作られたOBの先輩にご協力いただきながら、山尻地区と天満地区でフィールドワークを行いました。

 

バスで安芸津港まで行き、安芸津港から大崎上島の大西港に船で渡りました。船で移動している間に、グループごとに一日の流れや係の分担を確認しました。朝から曇り模様でしたが、デッキに出て、船からの眺めを楽しみました。

 

~フィールドワーク~

バスに乗って山尻地区まで移動した後、実際に歩いて、紙媒体やインターネットだけでは分からない島の現状を見て周りました。大崎上島町社会福祉協議会の方々から、住民の方がどんな生活を送っているのか、パンフレットには載っていない設備や地域の仕組みを教えていただきました。

山尻地区でのフィールドワークの様子

 

昼前に雨が降り始めたため、予定を変更し、バスで島内を一周しました。バスの中では、イキイキプロジェクトOBの先輩から島の店舗・病院・施設等を案内していただきました。実際に住民の方が多く生活をしている場所では、バスから降りて街並みを歩きました。大崎上島町社会福祉協議会の方々から、以前はお店がたくさんあり賑わっていたことや、今も残っているスーパーでは、色々な品物が売っていることを説明していただきました。地域の方が生活している場を見ることで、高齢者さんの暮らしをイメージすることができました。

天満地区でのフィールドワークの様子

 

~お昼ご飯~

フィールドワークを行った後は、ミカタカフェに移動して各自持参したお弁当を食べました。一緒に活動をするメンバーとおしゃべりをしたり、メニュー表を見ながらどのスイーツにするのか、わいわいしながら決めたり、シェアしたりしながら、お昼ご飯の時間を楽しみました。

 

~グループワーク~

昼食後、グループワークを行いました。グループワークでは、フィールドワークをして分かった地区の特徴や、魅力・課題、疑問点をグループメンバーで共有し、これからの活動でやってみたいことや学生ができそうなことについて話し合いました。カフェのスイーツを食べながら、メンバー同士で積極的に和気あいあいとした雰囲気で行うことができました。

グループワークの様子

 

~グループ発表~

グループ発表では、グループごとに出た意見をホワイトボードに書き、フィールドワーク中に撮った写真を映しながら発表しました。発表後は、メンバー同士で質疑応答を行ったり、大崎上島町社会福祉協議会の方々やイキイキプロジェクトOBの先輩からご助言をいただいたりしました。学生同士の質疑応答では、これからの活動でやってみたいことについて主に話し合いました。メンバーからは、高齢者さん同士のコミュニケーションの場を作りたいことや、畑仕事のお手伝いや清掃活動を行いたいという意見が出ました。この意見の講評として、大崎上島町社会福祉協議会の方から、「実際に島の方から、草取りやみかん狩り、清掃活動をしてほしいという意見がある。そのため、ぜひ学生に協力してもらいたい」という意見をいただきました。そのため、学生ができることを積極的に行い、島の方の役に立つ活動をしていきたいと思いました。

グループ発表の様子

 

フィールドワークを行うことで、今まで知らなかった島の魅力や課題を見つけることができました。この活動で学んだことを、今後のサロン活動や島の方に還元できる活動に繋げていきたいと思います。

 

医療栄養学科2年 伊賀野晶、山本菜々湖
看護学科2年   田﨑朱莉

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