人の役に立つ専門の世界
国立社会保障・人口問題研究所によると日本の高齢化率は、2025年に30%を越える見込みです。受験生・高校生の皆さんが主役となる将来は、健康・医療・福祉の分野で活躍する専門職が日本の社会全体を支えることになります。 社会全体の高齢化が進む中、これからは病院をはじめとする医療機関中心の仕組みから、地域の実情に応じて、住まい・医療・介護・予防・生活の支援を同時に支え、住み慣れた場所で自分らしく生活が続けられるための「地域包括ケアシステム」という仕組みに移り変わっていきます。
その、変わりゆく日本の医療や福祉の姿を正確に伝え、そこで活躍する専門職の仕事について知ってもらい、理解してもらうため、キャリアを探すガイドブック「人の役に立つ専門の世界」(全56ページ)を発行しました。 冊子は、ある家族の何気ない日常を取り上げたストーリーから始まり、医療や福祉が連携する具体的事例や各専門職の紹介などを盛り込んでいます。 本冊子が、皆さんの将来の進路を考える手がかりになればと思い、キャリアを探すガイドブックを作成しました。電子版で見られますのでぜひ進路を考える一助としてください。
わたしたちが暮らしている地域では、保健・医療・福祉に関わる様々な専門職の人たちが働いています。
人々に寄りそい、健康で幸せな日常生活が送れるよう、各分野が連携しながらサポートしています。