常翔学園 広島国際大学

課外教育プログラム
『紡ぎプロジェクト』

2018年7月に発生した西日本豪雨災害の被災地呉市天応地区を中心に 「人と人の関係を『紡ぐ』」支援・取り組みを行います。

呉市社会福祉協議会と共同で防災リーフレットを作成

紡ぎプロジェクトが呉市社会福祉協議会と共同で作成した「防災リーフレット」の完成報告会を3月2日にオンラインで行いました。リーフレット作成は、西日本豪雨災害を風化させずに呉市民や学生と同世代の人たちに危機意識を持ち続けてもらうことを目的に、昨年5月からメンバー5人が構想を練り始め、約10カ月かけて完成させました。

 

リーフレットは、4ページ構成で、表紙では読者が親しみやすいように「ヒロコク防災くん」と名付けた動物のサイをモチーフにした手書きのオリジナルキャラクターを起用。その他のページに出てくるイラストも学生が描き、個性を出しました。実際に被災された方や支援を行っている社会福祉協議会の方へのインタビューのほか、被災した学生にアンケートをとった内容も盛り込まれており、読む人に関心を持ってもらえるように工夫を凝らしました。裏表紙では防災リュックの中身をイラスト付きで紹介し、防災グッズの準備や見直しにも活用できます。

 

プロジェクトのリーダーの平賀清夏さん(看護学科2年)は「命を守るための行動の第一歩は日頃の備えであるということを学びました。学生目線で作成したリーフレットなので、若い人の防災意識を高めるきっかけになれば嬉しいです」と話しました。
リーフレットは、防災への取り組みの一助となるように、学内を始め、社会福祉協議会などで配布される予定です。

オンラインで焼廣益秀学長に作成ポイントを説明する平賀さん

 

手書きイラストを生かした表紙
(画像をクリックすると閲覧できます)

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