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卒業直前~最後のゼミ~ 吉川まちづくり自治協議会講座の企画・運営

2021年3月12日

1.吉川まちづくり自治協議会の「吉川げんき塾」講座の企画・運営
3月11日(金)、吉川地域センターにおいて「コロナ禍の今、感染を防いで健康に過ごすためにできること」というテーマで、卒業直前の最後のゼミ活動に参加してきました。開催時間の30分前には既に沢山の参加者が来られ、住民同士で和気あいあいとおしゃべりに夢中になっている姿が多くみられました。まちづくり協議会のかたからは、「地域住民の方々は講座に参加することのみを目的にしているのではなく、講座が開催されることをきっかけに自然と生まれる、住民同士で話ができる居場所も楽しみにしている」とお聞きしました。「吉川げんき塾」は毎回30名を超える高齢者の方々が参加されているそうです。このように地域の中に集いの場が存在し続けているのは、活気あふれる吉川の地域活動と、心温かい吉川の地域住民の皆さんの両者があってこそだと感じました。講座では、正しい手洗いの動画を視聴し、普段の手洗いの方法でどれだけ汚れが落とせているのか確認するために、参加者と共に手洗いチェッカーを使用しました。皆さんとても楽しそうに体験下さり、「爪や指先が洗えてないね」「普段から丁寧に洗えてなかったわ」といった反応をいただき、正しい手洗いのポイントや感染防止の方法を理解いただけたと思います。

2.4年間の大学生活の思い出
私は4年間の大学生活を通して、様々な経験ができ幅広く学ぶことができました。私が所属していた介護福祉学専攻では、生活支援技術に関する知識や技術を身に付けるために、設備が整った環境の中で実践的な授業ができます。そのため、教科書を読んだだけでは理解できないような介護技術における根拠の部分や、利用者の抱く心情について深く丁寧に学ぶことができました。また、社会福祉士と介護福祉士のダブルライセンス取得が可能であるため、将来について広い視野で考えることができ、自分自身のやりたいことを見つけることができました。そして、学生が悩みや不安を抱えているときに親身に寄り添ってくださる先生方の存在、共に考え学びを深める仲間の存在によって、より一層、充実した大学生活を送ることができ、広島国際大学に入学して本当によかったと思っています。

3.卒業後の抱負
私は春から社会福祉士として、社会福祉協議会に就職する予定です。就職後は、利用者の生活を最も身近で支えるための学問である介護福祉学専攻で学んだ知識や技術、誠実さ、相手を思いやる心を忘れず、一つひとつ着実に取り組む姿勢を大切にしていきたいと思っています。そして、地域住民の思いに寄り添い、地域から信頼されるソーシャルワーカーを目指して頑張ります。

医療福祉学科 介護福祉学専攻 4年 佛﨑 美帆

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