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学科の垣根を越えた連携でマツダスカイアクティブズ広島をサポート

2021年10月20日

2022年1月開幕のラグビー新リーグ・ディビジョン2に所属するマツダスカイアクティブズ広島と医療栄養学科は10月9日、連携事業の一環で2度目の測定会&セミナーを本学呉キャンパスのスポーツラボで実施しました。

この連携事業は2021年7月にスタートし、初回は選手の食事調査、体成分分析装置等を用いた各種測定を行いました。その後、チームと連携を取りながら選手個々の食事目標に向けて細かなアドバイスを実施してきました。

 

今回は、食事改善の成果を分析するための体組成測定に加え、食事模型の中から献立を選択して栄養価計算を自動的に行う「食育SATシステム」を使用し、中村亜紀客員准教授(医療栄養学科)と学生による栄養教育を実施しました。選手は、楽しみながら自分の好きな献立を選択し、食事診断結果に興味を示していました。

選手に食育SATシステムを説明する学生

 

また、公認スポーツファーマシストの資格を持つ薬剤師・覺前美希助教(薬学科)と公認スポーツ栄養士の梶井里恵講師(医療栄養学科)が「サプリメントの取り方」のセミナーを実施。サプリメントを摂取する理由やその効果などについて専門知識を生かしたアドバイスを行いました。

セミナーの様子

 

当日は、医療栄養学科を中心に、薬学科と看護学科の教員・学生もスタッフを務め、呉キャンパス一丸となって取り組みました。今後も学科の垣根を越えて教員や学生が連携し、ラグビー新リーグ開幕に向けてチームをサポートしていきます。

スタッフとして参加した3学科の学生たち

 

【参加学生の感想】

医療栄養学科の学生:
「栄養バランスを考えながら楽しんで栄養教育を受講している選手たちの姿が印象的でした。将来は選手の栄養サポートができるようになりたいです」

 

看護学科の学生:
「アスリートとの交流機会があまりないので貴重な機会でした。選手は間近で見ると、体格が大きく迫力がありました。食事の大切さを改めて実感しました」

 

薬学科の学生:
「栄養教育の献立を選ぶ場面では、自分ならパンが1枚のところ選手は3枚選んでいる姿を見て、食べる量の多さや体格の良さから改めてスポーツ選手だなと実感しました」

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