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「食育演習Ⅱ」の授業で学生らが呉市のみかん栽培の園地を訪れ摘果体験

2021年10月29日

医療栄養学科の2年生4人が「食育演習Ⅱ」の授業で10月15日、呉市蒲刈町宮盛地区で「いしじ」みかんを栽培する広島県果実農業協同組合連合会(JA広島果実連)の園地を訪問しました。このような取り組みは2016年から続いており、毎年呉市や江田島市の生産者や園地を訪問しています。

 

同演習では、地域事業との連携を通じて、地域の特産物を紹介することや地産地消を目的とする地域住民への食育活動の実践を目標に掲げています。今年度は、21人が4つのグループに分かれて「規格外の農産物の可能性」を共通コンセプトに、レシピの考案や商品開発を行っており、今回園地を訪れた学生らは、果物に着目したグループです。

 

学生らは園地に到着すると、JA広島果実連の小川哲也技師から「いしじ」の特徴や栽培方法などを教わり、大きさや品質の調整、みかんの樹を維持するために果実の数を間引きする「摘果」と呼ばれる作業を体験しました。

 

小川技師から説明を受ける学生ら

 

慎重に行う摘果作業

 

体験した学生は「出荷できない果実を使ったレシピや商品を考案し、規格外の果実でもこんなに美味しいものが作れることを同年代の人たちに伝えたい」と今後の演習に向けて意気込みます。

 

今後、いしじの他に、じゃがいもやグリーンアスパラガスなどの規格外野菜のレシピ考案や試食会を重ね、来年2月にレシピ発表会を実施する予定です。

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