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ひろしまフードフェスティバル2022でSDGs達成に貢献できるレシピをPRしました

2022年11月10日

10月29日、広島城周辺を会場に3年ぶりの開催となった「ひろしまフードフェスティバル2022」で、医療栄養学科の学生が「食育演習Ⅱ」での学びを発信しました。出展ブースを訪れた来場者に、演習で作成したポスターの説明やチラシ配布を行い、SDGsを意識したレシピ開発についてPRを行いました。

 

「食育演習Ⅱ」での学びを説明する学生たち

 

今年度の「食育演習Ⅱ」では、PBL(課題解決型学習)形式で学び、SDGs達成へ貢献が期待できるレシピや製品を自ら考え、発信することを目指しました。今回のフードフェスティバルへの出展は、学んだことを発信する実践の場となりました。本演習では、今後も地域食材の普及や食育活動を通じて地域に貢献できる取り組みを行っていきます。

 

 

「1.貧困をなくそう」+「12.つくる責任 つかう責任」+学校給食とのコラボを目指す

SDGs 17の目標には、さらに細かく169のターゲットがあります。その中の「食料の廃棄を半減、収穫後損失、生産・サプライチェーンにおける食料の損失を減少」に焦点を当て、広島の特産品であるレモンを皮まで全て使用した「丸ごとレモンうどん」の開発を目指しました。フードロス削減のためには、一人一人が意識を高めることが重要です。搾ったら捨ててしまいがちなレモンを丸ごと使用したうどんを発信することで、少しでもフードロスの意識を高める狙いで考えました。

 

「5.ジェンダー平等を実現しよう」+男性の家事推進

SDGs 17の目標には、さらに細かく169のターゲットがあります。その中の「世帯・家族内における責任分担および女性の社会への参画の機会を確保」に焦点を当て、新しくパパになる男性が、ママのためにキッチンに立つことを促進するレシピ、「ママが喜ぶパパごはん」をコンセプトにレシピを考えました。

 

「12.つくる責任 つかう責任」+朝食欠食対策

SDGs 17の目標には、さらに細かく169のターゲットがあります。その中の「非感染性疾患の予防、精神保健及び福祉を促進」および「消費レベルにおける食料の廃棄半減」に焦点を当て、朝食欠食率低下と、家庭で余った野菜の廃棄削減が期待できる、新たな朝ごはんスタイルの提案を目指しました。家庭用野菜乾燥機を用いて、余った野菜を長期保存できるドライベジタブルにし、これを用いた朝食レシピを考えました。

 

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