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【特集】健康スポーツ学科 教員採用試験合格体験記

2023年11月8日

 

■加藤 悠希 さん(出身校:広島市立沼田高等学校)
広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験 高等学校教諭(保健体育) 合格

1.教師を目指した理由・きっかけ
サッカーを小学校からずっと続けており、プロサッカー選手を目指していました。途中、ケガでその目標は断念しましたが、指導者として、サッカーに携わりたいと思うようになり、授業や部活動でサッカーの指導ができる教員を目指すようになりました。

 

2.教員採用試験対策で取り組んだこと
サッカーのクラブチームでの指導と高校の部活動の指導のアルバイトを継続しながら、1時間でも空いた時間を作り、勉強時間に充てていました。また、2次試験対策については、自分のありのままの姿で試験に臨むようにしました。面接で話す内容を考えるのではなく、なぜ教師になりたいのか、自分がどのようなことをしたいかを明確に伝えることを軸としていました。とにかく勉強は周りのペースに合わせるのではなく、自分のペースで確実にすすめることを常に心掛けていました。

 

3.健康スポーツ学科で学んで良かったこと
同じ学科の友人には色々なスポーツ種目の経験者が多く、指導者を目指す人が多いので、その種目のコツだけでなく、細かなテクニックや指導方法も詳しく聞くことができることは非常に良い点です。実際の実技も踏まえての指導となるので、分かりやすいです。また、自分の得意な種目であれば、苦手とする人に指導をするという場面もあるため、指導者としてのスキルを高められることも魅力に感じました。

 

4.将来、どんな教員を目指したいか。
運動、スポーツの楽しさを知ってもらいたいです。生徒にはスポーツをすることだけでなく、スポーツを見る、支えることの楽しさも伝えられるような教員になりたいです。

 

5.教員を目指す後輩に向けたメッセージ
目標をもって、自分の好きなことに突き進んでください。自分のしたいことや目標を持つことで、しんどいことがあっても頑張れる、そんな意欲をもって欲しいです。

 

 

■久保田 和さん(出身校:広島市立舟入高等学校)
広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験 高等学校教諭(保健体育) 合格

1.教師を目指した理由・きっかけ
小学校から教員になりたいと思っていました。中学校の時の担任が全力で生徒に向き合う姿勢をもった先生でした。その姿に感化されたことから、教育現場で働きたいと感じるようになりました。高校生活では進路で悩むことが多く、周りや先生に助けられることもよくあったため、生徒の人生にきちんと向き合える教師を目指したいと思いました。

 

2.教員採用試験対策で取り組んだこと
過去問をとにかく解いていました。一人で勉強することもありましたが、友達と一緒に研究室に籠って勉強する等、学習スタイルを変えることで記憶に残りやすい勉強ができました。また、スポーツクラブでのテニス指導のアルバイトや家族との会話を定期的に行うことで、ストレス発散となり、さらには自分の気持ちを高めることにもつながっていました。2次試験対策では学科の先生が開設してくれた対策講座へ積極的に参加し、毎日欠かさず、継続的に取り組んでいました。勉強で抱えるストレスを周りの色々な人と関わることで、上手く発散でき、勉強を継続できました。

 

3.健康スポーツ学科で学んで良かったこと
いろんな資格を取れることが大きな魅力だと感じました。私自身は教員のみの志望でしたが、健康スポーツ学科ではスポーツトレーナーの学習であれば、演習等を通じ、指導的なことや医学的なことも幅広く学べ、将来、教員としても活かせる学びが多くあると感じました。スポーツの学びを通じて、教員としての視野を広げることができるようになったと実感しています。また、健康スポーツ学科の教員が自ら教員採用試験の対策講座を開いてくれる等、教員との距離が近く何でも相談できるのは非常に良いと思いました。

 

4.将来、どんな教員を目指したいか。
生徒と向き合って、思いやりを持って接することができる教員を目指したいです。スポーツの楽しさを伝えるのはもちろんですが、人とのつながりの大切さを全力で伝えることができ、生徒と一緒に成長できることを意識したいです。

 

5.教員を目指す後輩に向けたメッセージ
教員は小さい頃からの夢でしたが、その夢を諦めず、継続すればかなえることができるので、無理せず、楽しみながら、努力を惜しまず頑張ってください。

 

 

■渡邊 みのりさん(出身校:福岡県立田川高等学校)
福岡県公立学校教員採用候補者選考試験 高等学校(保健体育) 合格

1.教師を目指した理由・きっかけ
小学校1年生のときから教師になりたいという強い思いがありました。とにかく人に教えることが好きで、勉強やスポーツを問わず、指導法について昔からずっと取り組んできました。指導するときに伝え方や教え方を相手の立場に立って考えながら行うことで、自分自身の勉強になり、自分も一緒に成長できるということに教員のやりがいを感じられると思いました。

 

2.教員採用試験対策で取り組んだこと
大学3年時の6月頃から少しずつ対策を始めていました。勉強については、学習時間を管理できるアプリを使い、自分自身の学習状況を毎日チェックしながら行っていました。勉強を継続していないと気が済まない性格から、試験の約8カ月前からは1日12~15時間ずっと勉強していました。また、模擬試験があればすべて申し込んだり、受験する都道府県以外の問題を解いたりと過去問以外にも幅広く対策を行いました。
さらに、実技試験は、水泳、柔道、バレーがあり、自分の経験がなかった水泳と柔道は得意な周りの友人や教員に指導してもらい対策しました。さらに模擬授業は自分が教師を演じるという意識で、生徒が目の前にいることをイメージして臨むよう心掛けていました。

 

3.健康スポーツ学科で学んで良かったこと
広島国際大学への入学のきっかけは、出身地の福岡を離れて自立してみたかったことと広島国際大学でバレーを続けたかったこと、また、健康スポーツ学科が開設予定で、自分が1期生として学べることが魅力でした。健康スポーツ学科では教員以外にも色々な資格が取れ、教員になった後でも幅広く活用できることも良いですし、健康スポーツ学科の教員が高校の担任教員のように手厚くサポートしてくれる点は非常に良かったです。

 

4.将来、どんな教員を目指したいか。
学び続ける姿勢を持ち、生徒のモデルとなるような教員を目指したいです。また、生徒の心に残るような熱い思いをもった教員になりたいです。

 

5.教員を目指す後輩に向けたメッセージ
教員は世の中では多忙というイメージで、厳しい職種と言われることがありますが、それを凌駕するものが教員にはあると思うので、諦めずに頑張ってほしいと思います。「コツコツ」は「勝つコツ」ということを私のモットーとしてますので、皆さんもコツコツと積み重ねをし、成功を勝ち取ってください。

 

 

■久保田 竜二さん(出身校:平田高等学校)
島根県公立学校教員採用候補者選考試験 中学校(保健体育) 合格
高知県公立学校教員採用候補者選考審査 中学校(保健体育) 合格

1.教師を目指した理由・きっかけ
大学入学時は警察官やスポーツトレーナーを目指していましたが、元々子供と一緒に体を動かすことが好きで、大学の授業を通して、教員として指導することの魅力を感じ、教員を目指すようになりました。また、自己研鑽に励み、自分を成長させることが好きなこともあり、生徒を成長させるために自分も成長する必要がある教員は自分自身に合っていると思いました。

 

2.教員採用試験対策で取り組んだこと
筆記試験は、先輩の教員に試験対策勉強のスケジュールを聞き、大まかな学習スケジュールを立て、1日6~8時間程度を毎日継続して勉強していました。また勉強時間を長くすると、勉強の効率が落ちることを自覚していたため、勉強時間の合間にトレーニング等で体を動かし、長期間での勉強を継続させていました。また、勉強で使用した教材は過去問題のみで参考書は使用しなかったです。面接対策は大学での対策と島根県の教職員組合が実施している対策講座やオンラインでの対策講座も受講しました。

 

3.健康スポーツ学科で学んで良かったこと
資格がたくさん取れることです。1年次から色んな資格取得に取り組めることは良かったですし、教員でもトレーナーの資格を持って、教員視点だけでなく、トレーナーとしての視点からも生徒に指導を行いたい思いがあったため、教員免許以外の幅広い資格を取得できることは大きな魅力でした。

 

4.将来、どんな教員を目指したいか。
学校内だけでなく、地域全体を巻き込んだ教育ができる視野の広い教員を目指したいです。また、生徒に地元の文化や伝統を授業に取り入れながら、地元の良さも伝えていきたいです。

 

5.教員を目指す後輩に向けたメッセージ
継続が一番大事です。ただ、継続することは中々難しいので、成果が出た場合には自分自身にご褒美をあげたりして、自分のモチベーションを維持することも意識してみてください。

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