ニュース&トピックス

令和7年度教員採用試験(保健体育)合格体験記

2025年3月7日

 

■児玉 華穂さん(広島県立海田高等学校)

広島県・広島市公立学校教員採用候補者試験 中学校教諭(保健体育)合格

 

1.教員をめざした理由・きっかけを教えてください。

昔からスポーツが大好きで、将来スポーツに関わる仕事に就きたいと思っていました。子どもたちの体力低下や運動不足が問題になっているので、少しでも多くの子供たちにスポーツの楽しさを知ってほしい、好きになってほしいと思ったからです。

 

2.どのように教員採用試験対策に取り組みましたか?

勉強する環境が大切なので、土日や夏休みなどの長期休みにも、毎日大学に来て勉強をしていました。筆記試験の勉強は、とにかく繰り返し問題集を解いたり、暗記をしたりしていましたね。面接などの二次試験対策は、仲間同士での面接練習や、先生や先輩方に面接を見て頂きました。

長期の休みの時には、先生方が試験対策のために自習室を開放してくださったりなど、先生方のサポートも手厚かったです。

 

3.教員採用試験対策のなかでもここを重点的に頑張った!ということを教えてください。

二次試験対策です。一次試験の結果発表から二次試験まで2週間しかないので、一次試験の後すぐに合格していると信じて二次試験対策を始めました。先生方に協力していただいて、お盆休みに毎日対策していました。実技は、真夏だったので、早朝の涼しい時間帯に柔道場やグラウンドで練習して頑張りました!

 

4.教員採用試験の内容はどんな内容でしたか?

筆記試験は、教職に関する憲法や法律から、保健体育科の専門的な知識、例えばスポーツのルール、審判法などが出題されます。出題範囲が広く、細かな知識を問われる出題もありましたね。

二次試験では、面接、実技、模擬授業があります。いかに自分の強みを出せるかが大切だと思います。

 

5.ヒロコクの健康スポーツ学科で学んで良かったことを教えてください。

幅広く知識を得られることです。ヒロコクは教職だけじゃなく、トレーナー、社会教育士など幅広い分野が学べるので、教員としてのスキルアップにつながっています。直接的に関係がなさそうなことでもどこで活きるかわからないので、とにかくいろんなことを知っておくことが大切だと感じたのでここで学んでよかったと思います。

 

 

6.将来、どんな教員をめざしていますか?

子どもたちの未来に少しでも良い影響を与えられたらいいと思っています。スポーツや体育を好きになってもらうことはもちろん、進路や人間関係においても成長の手助けをしていけるような教員になりたいと思います。そのために、常に生徒のそばで寄り添い続けていきたいです。

 

7.教員をめざしている後輩に向けたメッセージお願いします。

教員という仕事は本当に素敵な仕事です。子どもたちの未来にかかわれる仕事なので、教員になるまでにはたくさんの準備が必要になってきます。しんどいな、やめたいなと思うことがあるかもしれませんが、大学での頑張りが自分の将来にも子供たちの未来にも大きな財産になると思います。初心を忘れず、頑張ってください。将来、ヒロコクの後輩と教員としてお会いできることを楽しみにしています。

 

 

■城山 天翔さん(英明高等学校)

広島県・広島市公立学校教員採用候補者試験 高等学校教諭(保健体育)合格

 

 

1.教員をめざした理由・きっかけを教えてください。

教員をめざした理由は生徒たちの自己実現を手助けしていきたいと思ったからです。

私は高校生の時にサッカーや勉強面などにおいても悩む時期がありました。そんな時、当時、お世話になった先生方が私の自己実現を手助けしてくれたことで、学校生活がとても楽しくなりました。私もそういった先生になりたいと思い教員をめざしました。

 

2.どのように教員採用試験対策に取り組みましたか?

3年生の夏から4年生の夏にかけて、毎日7〜8時間程度、教員採用試験の勉強をしました。自分が集中できる場所をみつけて、こだわって頑張りました。昨年、合格された先輩方に勉強方法を聞いたり、直接指導してもらえたりしたことで自信がつきましたね。

 

3.教員採用試験対策のなかでもここを重点的に頑張った!ということを教えてください。

二次試験対策では模擬授業と面接が行われるので、人前で話す力を身に付ける必要があると考えました。そのため、大学3年生から近隣の高校でサッカー部の外部コーチをさせて頂きました。最初は自分の考えを選手に伝えることは難しかったのですが、回数を重ねるごとに自分の考えを選手たちに上手く言葉で伝えることができたのは大きな自信につながりました。教員採用試験の当日、自分が思っていることを全て伝えることができたことが良かったです!

 

4.教員採用試験の内容はどんな内容でしたか?

一次試験では教職教養、専門教養の二科目でした。専門教養は配点が高いため時間をかけて試験前日まで追い込んでやりました。二次試験では個人面接、模擬授業、実技の3つでした。人前で話すこと得意なので、自分の思いを、当日、面接官に伝えることできたので良かったです。

 

5.ヒロコクの健康スポーツ学科で学んで良かったことを教えてください。

3年生から始まる、さまざまな種目のスポーツ実技指導演習の授業では、以前、教育現場で働かれていた先生や、専門競技に詳しい先生方に自分の指導の様子をみて頂き、アドバイスをいただけます。自分に足りないところがその場で分かり、学外で取り組んでいたコーチにも活かすことができました。また、すぐに実践することができるので、とても勉強になりました。

 

6.将来、どんな教員をめざしていますか?

将来はスポーツの楽しさを教えていきたいと考えています。「する」「みる」「支える」「知る」の4つの視点から、生徒一人一人に合った言葉掛けや、授業作りをしていきたいと思います。スポーツはすることだけではなく、いろんな角度から楽しめることを、これから出会っていく生徒たちに教えて行きたいと考えています。

 

7.教員をめざしている後輩に向けたメッセージ

昨年合格された先輩方、今年合格した私たちに共通することは「環境にこだわり続けていたこと」だと考えます。教員になりたいと思うだけでは、もちろん教員にはなれないと思います。まずは教員になれるよう一次試験、二次試験に向けて頑張ること。そして、自分が頑張れる環境下で、勉強をすることが何よりも大事だと思います。これからは、教育する側だということを常に忘れることなく、自己研鑽に努め、日々成長を求め続ける姿勢を継続していきたいと考えます。

 

 

■髙 悠晴さん(広島県立安芸南高等学校)

広島県・広島市公立学校教員採用候補者試験 高等学校教諭(保健体育)合格

 

 

1.教員をめざした理由・きっかけを教えてください。

小学生の時から、スポーツに関わる仕事がしたいと思っていました。そんな中、高校の時に出会った保健体育の先生方に、刺激を受けたのが大きなきっかけです。また、自分自身、スポーツ観戦が好きだったことと、幼い頃からサッカーを続けてきて感じた、スポーツの良さを、子どもたちに伝えていきたいと思ったのがきっかけです。

 

2.どのように教員採用試験対策に取り組みましたか?

部活動とアルバイト以外の時間を、勉強に充てましたね。一次試験は友達や、昨年合格した先輩方の勉強法を参考にして勉強をしました。二次試験では、面接や模擬授業、実技の練習に取り組みました。大学にはゼミ室があるので、基本的にはゼミ室で勉強を行っていました。

 

3.教員採用試験対策のなかでもここを重点的に頑張った!ということを教えてください。

自分なりの試験対策として、1番頑張ったのは部活動との両立です。大学生活最後の1年だったので、部活動も全力で取り組みたいと思っていました。両立は大変でしたが、最後まで両立することができたと思います。勉強の合間に、身体を動かしたりすることで、ストレス発散にもなったと思うので、結果として試験対策の一つにつながりましたね!

 

4.教員採用試験の内容はどんな内容でしたか?

一次試験は筆記試験で、保健体育に関する専門分野と教職教養に関する分野の試験でした。二次試験は、3日間行われて、初日では実技試験を受けました。試験内容はマット運動、バスケットボール、剣道、柔道、創作ダンスでした。2日目には個人面接があり、3日目には模擬授業と面接を行いました。

 

5.ヒロコクの健康スポーツ学科で学んで良かったことを教えてください。

先生方によるサポートが手厚いことです。採用試験に向けた様々な対策を行ってくださったのは、自分自身にとってプラスになりました。二次試験前がお盆休みだったにも関わらず、多くの先生がサポートしてくださったことが、とても印象に残っています。また、同じ目標に向かっているので、困ったときに、気軽に相談できる友達ができたのも良かったです。

 

6.将来、どんな教員をめざしていますか?

生徒たちに、スポーツの良さや、楽しさを伝えることはもちろんですが、この先生の元で学んでよかったと思ってもらえる教員になりたいです。

 

7.教員をめざしている後輩に向けたメッセージ

勉強が辛いと思う時期もあるかもしれません。そんな時には友達や、先生を頼ってください。特に、教員をめざす仲間はとても大切な存在になります。切磋琢磨しながら、時には息抜きを忘れずに頑張ってください!

 

ページのトップへ戻る