心理学科

教授

原田 雅嗣(はらだ まさし)

世界の人口は76億人で日本は76分の1でしかありません、世界の様々な芸術(音楽、美術、演劇、ダンス、建築など)にふれたり、いろいろな宗教の考え方や歴史を知ることにより、より広い視野を獲得してください。知識を持って世界を見ることです。世界には様々な価値体系があるのです。

専門領域
芸術学(美術史、抽象絵画)、音楽(即興音楽)(宗教音楽)、認知症における音楽療法
担当科目
芸術学、グローバル化と人間a「宗教と芸術」、人間と思想文化Ⅱ「音と音楽の文化史」

創造的破壊の積み重ね。

海外と日本で40年余り音楽活動をつづけています。アメリカではジョン・ケージ、セシル・テイラーに師事し前衛音楽、特に即興音楽を各地で演奏してきました。現在は前衛音楽に加え中世の音楽及び伝統的ジャズも演奏します。
同時に長い間美術活動にも取り組んでおり、スライドミューテーション、アイスペインティング、液晶絵画、など新しい美術技法を作り上げてきました、教員としては創造性について美術や音楽を通して学生と共に考える講義をしています。また文化の源にある宗教についても考えます。大切なのは好奇心と広い視野です。また近年は認知症と音楽療法の関係についての研究、認知症と老人性難聴の関係についても研究しています。

主要業績

著作(CD)

ロンドンのEmanem Disk,同じくロンドンのLeo Record
ニューヨークのCIMP、同じくニューヨークのCadence Record
ボストンのCochlea、ベルリンのFMP
などからピアノ、打楽器、指揮などによるリーダー作を10枚
共作5枚を1990年より2010の間に発表した。

個展

ニューヨーク、ボストン、東京、大阪、広島、20回余り開催した。
演奏会/リサイタル
米国、ドイツ、台湾、中国、日本にて多数。

著書

アイスペインティング、工作舎2006

学術論文

原田雅嗣, 認知症リハビリテーションにおけるPET-CTによる楽器演奏時の脳代謝評価
第一報:献上さにおける検討2013(日本認知症予防学会誌 Vol.2 No.1 2013)
原田雅嗣,アルツハイマー型認知症患者に対する音楽療法
第二報:ハンドベル演奏による認知・高次脳機能改善効果の検討2015
(日本認知症要望学会誌 Vol.6 No.1,2017)

趣味、特技、好きなこと

ダンス(サルサ・ラテンダンス)、スペイン語、イタリア語、鉱物、植物の採集、料理

高校生へ 教員からのメッセージ

美術、音楽を中心に、広く芸術の諸分野を紹介します。実技はありません。芸術を通して我々の生き方を考え、芸術の歴史を通して我々の生きている時代、文化について考える講義をします。記憶することよりも感じることや考えることを促す授業を目指しています。
私自身も音楽家で、美術家でもあり、現代的な表現をコンサートや美術展で発信し続けています。即興音楽に興味がある人、新しい美術表現に興味がある人はぜひ研究室を訪れてください。

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