桜の季節

2021年03月31日

本学では4月3日に入学宣誓式(入学式)を挙行します。入学式というと桜を思い浮かべる方も多いと思います。その桜、広島でも少し前から見頃を迎えています。今年の桜の開花宣言は広島が全国で最も早い、というちょっと変わった年でしたが、満開になったのは、九州など他地域が早かったようです。

本学のキャンパス内にも桜があります。一般的なソメイヨシノの他にも、東広島キャンパスの学生寮横のグラウンドには、さまざまな種類の桜の木が植えてあります。これらは、もともと呉キャンパスにあったのですが、呉キャンパスの整備に伴い、3年前に東広島キャンパスに移植したものです。

ソメイヨシノが満開のこの時期、それらの桜の開花状況はどうなのか、見に行ってきました。まずは学生寮へ向けて歩いて行きましたが、あちらこちらに咲いている満開の桜を楽しむ事ができました。学生寮横の駐輪場にある桜も見事に咲いています。目的のグラウンドは学生寮を過ぎた所にあるのですが、近づくと何本か咲いているのが見えました。全く咲いていないことも覚悟していたので、ちょっと感動です。

学生寮横の桜

もともと小さな木でもあり、今もあまり大きくなってはいませんけど、一番綺麗に咲いていたのは、2本あるうちの一本の「冬桜」でした。その他にも「越の彼岸」「大寒桜」「小松乙女」が多くの花をつけており、楽しませてくれました。「十月桜」「八重紅大島」「小彼岸」「兼六園菊」などもわずかですが、花を見ることができました。「手弱女」などは、まだまだつぼみです。学長室からは、30分もあれば往復できるので、その気になればすぐに見に行けますし、頻繁に足を運んで、変化を楽しみたいですね。

学生寮グラウンド「冬桜」
学生寮グラウンド「 手弱女(たおやめ)」

ちなみに、東広島キャンパスの野球場脇には卒業生や歴代の学長に寄贈頂いた桜が植えてありますが、卒業生寄贈の桜は、全体的に見ると花が少ないようです。ただ、つぼみも多く、これからもう少し多くの花がつきそうです。こちらは、距離はありますが学長室から見えるので、毎日でも桜の変化を楽しめます。

卒業生寄贈の桜