第9回健康レシピコンテスト最終審査実施!

2021年11月08日

<二年ぶりの試食付き>

本学では、毎年健康科学部医療栄養学科主催で高校生対象の健康レシピコンテストを開催しております。その最終審査を11月4日に実施しました。昨年は、新型コロナウイルス感染症のために、試食会は実施せず、書類審査だけでしたので、二年ぶりに試食会を行なっての最終審査です。9月17日に実施する予定だったのですが、広島県で緊急事態宣言発令中であったことに伴い延期しておりました。

本コンテストには高校生の夏休みの課題として参加してくださっている高校もあるのですが、コロナ禍により高校生がなかなか登校できない地域があったことや、おうち時間が増えたことにより、熱心に取り組む高校生もおられる、ということで応募期間自体も延長しました。

<最終審査の結果は?>

最終的には51の高校から920件の応募があり、医療栄養学科教員による一次審査で15件に絞り込んだ後に二次審査を行い、5件のレシピが最終審査に残りました。一次審査、二次審査は書類選考ですが、最終審査のみ、応募されたレシピに基づいて医療栄養学科の教員と学生さんが調理をしてくださり、試食会も行なって審査します。

今回のコンテストのテーマは「スポ弁」。応募書類には、詳細な調理方法などが書いてあります。学内外の審査員が、これらの書類も見ながら試食して、採点にあたりました。これら審査員の採点と、事前に行なった呉キャンパスの学生さんによる投票結果を集計し、最優秀賞などが決まりました。珍しく、私が最も高く評価した作品が最優秀作品となりましたが、どの作品も美味しいし、見映えもしました。

<コンテストに関わった皆様、ありがとうございます>

健康レシピコンテストに応募して下さった高校生の皆さん、ありがとうございました。コロナ禍の中でのレシピ考案、なかなか大変なこともあったかと思いますが、いろいろと工夫をしながら応募作品にまで仕上げられたことに、敬意を表します。

今回の試食会・最終審査では、連携協定先など医療栄養学科に関わりのある学外の方9名にもゲスト審査員としてご協力いただきました。ありがとうございました。それぞれの視点での講評もいただきましたが、このコンテストを通じて、さらなる交流や連携につながればと思います。

医療栄養学科の教員や学生の皆さん、学部事務室の皆さん、コンテストの準備や審査、試食用の調理など、本当にお疲れ様でした。まだ審査発表、表彰等は残っておりますが、無事に実施していただき、ありがとうございました。

<秋を楽しみましょう>

ところで、11月に入り、医療栄養学科を設置している呉キャンパス周辺でも紅葉が進んでいます。キャンパス正門前の道路の街路樹や、キャンパス内のイチョウの葉も、綺麗な黄色になっており、目を楽しませてくれております。食欲の秋ですし、コロナが落ち着いていることもあり外食の機会が増えたという人もおられるでしょう。私自身も、先日久しぶりにレストランで食事をしました。今日の試食会でも沢山頂きましたが、食べ過ぎには気をつけつつ秋を楽しみたいと思います。