2016年度広島国際大学入学宣誓式を挙行しました。

2016年04月04日

4月を迎え、入学式の季節となりましたが、4月3日に、東広島キャンパスの講堂で、2016年度広島国際大学入学宣誓式を挙行しました。
天気予報から、雨を心配しておりましたが、降ることもなく一安心でした。広島では、桜も、開花を待っていてくれたかのように、満開となり、暖かさもあって春を感じさせる一日となりました。

新入生、編入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。教職員、また在学生一同、皆さんを歓迎します。オープンキャンパスで会ったことのある新入生もおられましたが、今日は一段と落ち着いて、立派な成人に見えました。これから、私たちと一緒に、頑張っていきましょう。

日曜日ということもあり、保護者・ご家族の方にも多く出席して頂きました。本当にありがとうございました。大学は新入生の皆さんを精一杯サポートしてまいりますが、保護者の皆様におかれましても、何か気がつかれることがありましたら大学へご連絡ください。連携してサポートしていければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

私の式辞の中で、言い足りないと思っていたことが多々あったのですが、保健医療学部医療技術学科臨床工学専攻4年次の柏木太陽君が、在校生代表としての歓迎の言葉のなかで、その多くを補ってくれました。3年間での本学での学業や、ヒッチハイクでの経験を通しての新入生へのアドバイスを語る柏木君の姿は、新入生にとって目標とする先輩の姿として映ったのではないでしょうか。
柏木君の歓迎の言葉は、今日初めて聞いたのですが、私どもと同じように思っていてくれること、嬉しいと同時にたくましく思いました。また、柏木君だけではなく、宣誓での新入生も、非常に落ち着き、しっかりとした声で宣誓していました。さすが学長、と言われるように、また、学生に負けないように自分をさらに磨いておかないといけないと改めて思ったところです。


入学宣誓式には、東広島市、呉市、熊野町、広島県診療放射線技師会など、多くの団体からご来賓のご臨席をいただきました。
式後には、ご来賓との昼食会も実施し、いろいろなご意見を頂きました。
入学宣誓式での理事長祝辞や、ご来賓との昼食会で、人工知能が囲碁のトップ棋士に勝利したことが話題となりました。広島国際大学卒業生が活躍する、健康・医療・福祉の分野でも急速に、また広く自動化やロボットの利用が進んでいくと思われます。

本学では、本年度から新しい教育体系である「広国教育スタンダード」をスタートさせますが、このような状況下にあることもあり、すでに次の教育体系の検討に入っています。一部の学科では2018年度から次期「広国教育スタンダード」に基づいた教育を始めることにしております。

半分近くの職業が人工知能に取って代わられるとも言われ、さらなる高齢化やグローバル化が進むなか、「ともにしあわせになる学び舎」という将来像を実現するためには、どのような教育をする必要があるのか、について、昨年度から議論をしています。詳細が決まりましたら、本学ホームページや、この学長ブログの中でも紹介していきたいと思います。

ブログタイトルの写真を、入学宣誓式の日の桜をバックにしたものに替えたい、ということでスマホ片手に東広島キャンパスの中をうろうろとしたのですが、曇天ということもあり、なかなかいい写真が撮れませんでした。ですが、せっかく撮ったのでその中の桜の花をバックにした1枚を選びました。桜の花、わかりますか。写真の腕も上げないといけませんね。いつまでも勉強です。