蘇州大学文正学院 海外短期研修

2017年07月12日

国際交流を活発にするため、昨年末から台湾や中国の大学を訪問しておりましたが、順調に協議が進み、早々に台湾と中国の大学、それぞれ一校からの短期海外研修を受け入れることが決まりました。2校の内、中国の蘇州大学文正学院の大学生10名と引率の張先生の総勢11名が、7月3日から7月9日まで、本学で用意した短期研修プログラムに参加されました。1年生から3年生までの日本語を学んでいる学生さんが、本学で、授業受講、施設見学、本学学生さんの指導による弓道や華道などの体験、学外では、広島の観光地で日本文化についての研修をされて、9日早朝の飛行機で中国へ帰られました。

 

帰国前日の8日には研修の振り返りの時間があり、私も学生さん達の発表を聞かせてもらいました。たどたどしい日本語ではありますが、広島で学んだ事や感じた事を自分の言葉で表現されており、本当に感心いたしました。どの学生さんも、研修プログラムの世話をした本学の教職員や引率の張先生への感謝の言葉も述べておられ、しあわせな気分にしてもらえました。その後、私から「Stay in Hiroshima 短期研修プログラム」の修了証を一人ひとりにお渡しして、食堂での送別会に移りました。途中からは、華道の指導をしてくれた本学学生さんも加わってくれました。最初は静かに懇談をしていましたが、途中から余興をしようということになり、日本語や中国語で歌ったりダンスをしたりと、おおいに盛り上がりました。現代の若者らしくスマホで、歌詞を見ながら歌ったり、ダンスの動画を見ながら踊ったりです。ちなみに私もダンスに加わり、歌も歌いました。

 

蘇州大学文正学院は7月初めから夏休みに入っており、9月から新年度が始まるそうです。上海の空港に着いたら、それぞれの実家へ戻るということでしたが、広島での土産話と写真で家族の方と盛り上がり、しあわせな気持ちになって貰えるといいと思います。彼らとは、是非、本学への留学生として、再会したいものです。

※なお、研修の詳細はこちらからご覧いただけます。