東広島キャンパス大学祭

2017年10月25日

台風が近づいてくる中、10月21、22日と東広島キャンパスで大学祭が開催されました。21日の朝は、私の自宅付近の広島市ではほとんど雨は降っておりませんでしたが、東広島キャンパスに着くと大雨で、気温も低く、大変な天候のなかでの開催でした。そんななかでも、ステージではいろいろなイベントが開催され、午後2時からの若い人に人気の歌手MACOさんによる「Special Live」には学外からも多くの人が集まっていました。模擬店も多数出店されており、大きな声で挨拶をしてくれたり、買いませんかと声をかけてきてくれたりと、雨の中でも学生さんは元気です。その元気につられて、たこ焼きや焼きそば、黒瀬牛串などをおいしく頂きましたが、食べ過ぎて体重がかなり重たくなっていました。

 
22日も大雨のなか、終了時刻こそ早めましたが、学生さんの熱意で大学祭は開催されました。ただ、当日は、市民交流音楽祭の第一部を同時開催の予定でしたが、保育園園児、小中学生や高校生の皆さんが参加される予定だったこともあり安全を最優先とし中止としました。準備をしてこられた皆様は申し訳ありませんでしたが、ご理解の程よろしくお願いします。

雨の中、大学祭を開催した学生さん、学生課など関係の教職員の皆さん、ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。10月28、29日には呉キャンパスで大学祭が開催されます。お時間がありましたら、是非呉キャンパスにお立ち寄り下さい。また、東広島キャンパスでの市民交流音楽祭第一部は中止となりましたが、今後も地域の皆様が交流し、連携していくことのできるイベント等を行って参りますので、どうぞよろしくお願いします。なお、市民交流音楽祭の第二部は青山テルマさんに出演頂く予定で、29日の呉キャンパスの大学祭と同時開催です。すでに入場整理券の配布は終了しており、おおいに盛り上がることと思います。

 

ところで、私の自宅は広島市安佐南区にあります。2014年8月の土砂災害では、私の自宅に近い細野神社でも境内や本堂が土砂崩れで流されてしまいました。その後復旧作業が進み、本堂も完成して、災害以降初めての秋祭りが大学祭と同じ21日と22日に開催されました。21日夜には雨の中、北広島町の中川戸神楽団の皆さんによる神楽があったのですが、舞殿の屋根がまだできておらず、完成したばかりの本堂での上演となりました。日中は大雨でどうなるかと思いましたが、夕方からは小雨となって、多くの人が鑑賞することができました。コントのようなしゃべりが入ったり、舞台奥で成敗された狐が舞台前に引きずり出され復活、再び舞って成敗される、ということが「もう一回」という観衆の声にもおされて、何度も繰り返されたりと、観衆を引きつける神楽でした。日本は地震大国ですし、2014年のような土砂災害が再び起きないとは言えない状況で、地域の行事の復活は将来に向かって心強い限りです。本学は地域住民の健康寿命の延伸を目指して教育・研究活動を進めておりますが、健康寿命の延伸には地域のまとまり、地域住民の方々の交流が非常に重要です。その意味でも、地域の行事は大切です。本学の学生さんには、積極的にも関わっていってもらいたいと思います。