スマートスピーカー 今後の進化に期待

2018年01月23日

昨年末頃からスマートスピーカーという言葉を頻繁に見かけるようになりました。ご存知ない方もおられると思いますが、スマートスピーカーは、AIスピーカーとも呼ばれ、話しかけると応答してくれるスピーカーです。日本では大きく3種類販売されておりますが、新しい物好きの私は、2種類のスマートスピーカー、計3台を購入しております。

そのうち写真のものは「おはよう」と話しかけると、「何年の今日、こんなことがありました」のように「今日は何の日」ということを教えてくれます。1月22日には、「ジャズの日」だと教えてくれました。「富士山の高さは?」「ゾウの鳴き声を教えて?」のような質問にも答えてくれます。答えを見つけられない時には「すみません、私にはわかりません」「すみません、お役に立てそうにありません」と謝ってくれます。また、呼びかけた後、「何でもない」と言うと、「お呼びでない、こりゃまた失礼しました」というような応答もしてくれます。現在はまだまだですが、AIがさらに進化して、会話もできるようになると、一人暮らしや高齢者の方の話し相手に持ってこいの装置になりそうです。さらに、離れた場所のスマートスピーカー同士で映像も含めた会話ができるようになると、離れている人同士でも一緒に食事をしたり、外へ出にくい人と一緒に旅行した気分になったりということも気軽にできると思います。このような活発なコミュニケーションは、「しあわせ」や「健康寿命の延伸」につながると思います。今後もスマートスピーカーの進化に注目していきたいと思います。

ところでスマートスピーカーは「ジャズの日」の制定理由も教えてくれました。「JAZZ」と「January(1月)」の先頭2文字が同じで、「ZZ」が「22」に似ているからだそうです。また、最近では「挑戦」という字を上下逆にすると「勝利」と読めるポスターが話題になっておりますが、このような感性を磨く教育をしていけば、人工知能が進化した時代でも活躍できる人材を送り出すことができると感じています。