慈濟科技大学からの研修生無事帰国

2019年08月20日

<台湾から24名の研修生>

本学の「アジア介護・福祉教育研修センター」主催の「日本式介護」研修を受けるために、7月31日に台湾の慈濟科技大学から本学への研修生が来学し、8月10日に無事帰国されました。長期介護院生や、看護学科、放射線学科、医療経営学科の学生や教員、研修生のお子さん一人を含め計24名が、研修を受けられました。日本における認知症ケア、ターミナルケア、放射線治療中の患者の介助法、日本の医療制度と医療提供体制、高齢者の音楽療法などについて、本学での講義や演習に加え、広島県内の病院や福祉関連施設の見学もしてもらいました。週末には観光もあり、8月4日に広島市内の観光をされましたが、平和記念公園では8月6日の広島平和記念式典の準備中であり、世界平和について考えてもらえるいい機会にもなったと思います。

<修了証授与式と送別会>

9日の夕方からは、修了証授与式と送別会が行われ、私も参加しました。修了証授与式では、お一人おひとりに修了証をお渡ししました。昨年は、研修生の方と私とで手でハートマークを作って写真を撮ってもらったことも思い出しました。歓迎会もそうでしたが、送別会も本学の学生さんが進行や内容を考えて実施してくれました。ビンゴ大会をしたり、研修中に撮影した写真のスライドショーをしたりと、いろいろと考えてくれていました。研修生の方々からは歓迎会の時に続いて、ダンスを披露してもらいましたが、送別会では私たちもダンスに加わって、一緒に踊ったりと、楽しく過ごすことができました。

<広がる交流>

慈濟科技大学からの研修生受け入れは、2年目ですが、私も2017年に訪問しておりますし、翌年の入学宣誓式には 慈濟 科技大学の学長に列席して頂いています。昨年末には本学の学生さんも台湾研修でお世話になっており、ますます交流が活発化しています。今回、診療放射線学科の施設も見てもらったりしたため、さらに広範囲の交流ができないか、という話も出てきました。7月に来られた蘇州大学文政学院など、来年もまた中国や台湾から研修生が来られると思いますので、私も本学に在籍しておられる中国からの留学生に教えてもらって、少しは中国語で話ができるようになりたいと思っております。

<感謝、そしてまた会いましょう>

研修では、本学の教職員に加えて、中国からの本学大学院留学生や、呉市在住の中国出身の方々達で活動しておられる「中国人ママクラブ」の代表の方にも通訳として協力して頂きました。ありがとうございました。また、講師を引き受けていただいた皆様、研修を受け入れていた頂いた施設の皆様にも感謝申し上げます。

慈濟科技大学の皆さん、本学での研修を受けて頂いてありがとうございました。私たちにとっても、教えてもらったことも多い研修でした。本学での研修が、皆さんのこれからに役立てば幸いです。「再見!」