ご入学、おめでとうございます

2021年04月05日

本学では4月3日に入学宣誓式(入学式)を挙行しました。ご入学された皆さん、おめでとうございます。広島国際大学の教職員一同、また在学生一同、皆さんを歓迎します。一緒に頑張っていきましょう。

本年度の入学式は、学科・専攻等に分かれ、新入生の皆さんと関係教職員のみでの開催といたしました。ご家族の方には、別室を用意し、私の式辞などをビデオ配信し、その後に学科説明会を実施いたしましたが、土曜日ということもあり、多くの方にご来校いただきました。コロナでなければ、東広島キャンパスの講堂で入学式を挙行するのですが、今年の人数だと会場に入り切らず、式典の様子はモニターで見ていただかなくてはいけなかった方も多くおられたのではと思います。新型コロナウイルス感染症が再び拡大局面に差し掛かっており、中国地方でも入学式を中止・延期した大学がある中、こうして無事入学式を開催でき、ホッとしております。 本日の入学宣誓式に多くの入学生・保護者が来られ、賑わった一方で、黒瀬町においては一部交通渋滞が発生し、お車で来られた方および近隣の方にご迷惑やご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。

私からの式辞では、Apple社の設立者であるスティーブ・ジョブズ氏がスタンドフォード大学で行ったスピーチを取り上げました。後から振り返ると、さまざまな経験が、例え失敗や挫折であっても、つながっている、役に立っている、だから、今を頑張ろう、ということをお伝えしました。そして、それらの経験が将来つながっていき、役に立っていく可能性を上げるために、色々な経験をして欲しいこと、選択した後はしっかりと取り組んで欲しいこと、多様な人との交流を大切にして欲しいことの3つをお願いしました。

私や学部長等による式辞に続いて、新入生を代表して、女子バレーボール部に入部する医療福祉学科の学生さんが宣誓をしてくれました。学業もバレーボールも頑張ってくれると思います。

次に、新4年生の理学療法学科の学生さんが歓迎の言葉を述べてくれました。まさに私たちが伝えたい内容を学生さんの目線でまとめてくれておりました。私たち教員が話すよりも、新入生の皆さんには自分ごととして捉えることができたのではないでしょうか。ちなみに、彼は、コロナ禍のために学外実習の実施が遅れ、3月下旬まで病院へ実習に行っていたそうです。本学の学生さんは、本当に頑張っておられます。

コロナ禍は今年度も続きますが、ワクチン接種も進んでおり、コロナとの付き合い方も少しずつわかってきました。新入生の皆さんは、学業はもちろんですが、新しい発想で、コロナに負けず、さまざまなことに挑戦して欲しいと思います。