新型コロナワクチン大学拠点接種開始!

2021年07月07日

新型コロナウイルスワクチンの大学拠点接種(大学における職域接種)や事業所などでの職域接種が各地で始まっておりますが、本学でも、7月5日から大学拠点接種をはじめました。本学は医師、看護師、薬剤師の医療資格を持った教員が多数おりますので、多くの大学が困っておられる医療従事者の確保という問題はなく、すぐにでも接種を開始できる状況でした。7月5日よりももっと早い時期に接種を始めたいと申請していたのですが、ワクチンを手配できない、とのことでこの日程となりました。6月20日頃になるとモデルナのワクチン不足が報道されるようになり、ワクチンが入って来ないのではないかと心配もしましたが、無事開始する事ができてほっとしています。私も、この大学拠点接種を利用して、ワクチンを打ってもらいます。

本学には医療系の学科が多くがあり、病院実習で患者さんと接することになる学生さんと付き添いの教員については、医療従事者に準ずる者、ということで先行してワクチン接種を受けました。本学東広島と呉の両キャンパスの体育館を会場として、6月11日には2回目の接種が完了しました。その際対象となった人数は1/5程度で、今回の大学拠点接種では、残りの学生さんと教職員をメインに、学外の教育関連機関の教職員等も対象としてます。東広島キャンパスと呉キャンパスの2会場で実施し、1回目は7月13日に終了予定です。モデルナのワクチンを使用しますので、2回目の接種開始は4週間後。なんとかお盆前に2回目の接種が終わる計画です。ワクチン接種後も感染症対策を継続しなければいけませんが、後期からの授業に少しは安心して取り組むことができます。また、例年、秋には大学祭やスポーツ大会などを開催しておりますが、昨年は実施することができませんでした。例年通りというわけにはいきませんが、感染に注意しながら開催できるのではないかと期待しています。

本学は交流や連携を通した学生さんの成長や社会貢献を重視しております。職域接種の申請が始まりワクチン接種が一気に進むかと思われた頃は、学生さんのさまざまな課外での活動推進や地域の活性化に大いに期待していたところです。残念ながら、ワクチン不足のために急ブレーキがかかったような状況になっておりますが、1日でも早く社会全体でのワクチン接種が進む事で、皆さんが少しでも安心して活動できるようになることを願っております。