大学拠点接種一回目 無事終了!

2021年07月16日

7月5日から始めた本学キャンパスでの新型コロナワクチンの大学拠点接種は、7月14日に一回目の接種を無事終えることができました。救急搬送されるような方もおられなく、まずは一安心、というところです。これで、 少なくとも 本学の学生さん、教職員の8割以上が1回目のワクチン接種を済ませたこととなりました。

<東広島キャンパス会場>

東広島キャンパス会場は昨年新築したActive Wellness Centerの体育実習室です。バレーコートを2面設置できる広さがあります。この体育実習室での接種は7月5日から始めたのですが、8、9日と大雨の影響でJRの列車運行が止まってしまいました。そのような中ではありましたが、接種開始時間を遅らせる等の対策を行ない、両日とも接種をしました。県内各地の道路の通行に支障がなくなった9日の午後には、8日に接種に来れなかった方も追加となったため、急遽スタッフを増員して対応しました。通常2名で対応している医師も3名体制とすることとなり、私も問診を担当しました。学生さんからは「学長先生ですよね」と言われたり、「明日の授業はどうしたらいいですか」と質問されたりしながらでしたが、いい経験をさせてもらいました。

8、9日に接種を予定していた多くの学生さんは苦労しながらも登校して、接種を受けてくれましたが、それでも登校できない学生さんがおられました。そのため、急遽14日にも接種を実施しました。授業のためActive Wellness Centerの体育実習室は使用できませんし、人数も少ないため、講堂のエントランスを利用しての実施でした。風もよく通る場所ですし、巨大扇風機やスポットクーラーも利用しましたが、少し暑かったですね。

<呉キャンパス会場>

12日、13日は呉キャンパスでの実施でした。呉キャンパスにも体育館がありますが、暑さ対策のため、一昨年に新築した3号館(教育会館)の一階を会場としました。他の階にも広いスペースはあるのですが、何か起きた時の救急搬送の可能性を考えると一階がいいだろうということになりました。接種や接種後の経過観察は「陽だまりレストラン」でおこないましたが、「陽だまりレストラン」はおしゃれな雰囲気の空間ですので、無機質な体育館にくらべると、リラックスして過ごせたのではないかと思います。

<学外の方も接種>

この度の本学における大学拠点接種では、本学の学生さんと教職員の他に、エリザベト音楽大学や広島文化学園大学、広島県内の高校などの教育機関、近隣の企業の方など、約930名の学外の方にも接種していただくことができました。地元の東広島市や呉市だけでなく、広島市や福山市など遠方から来られた方もおられます。ワクチン不足が言われている中ではありますが、感染拡大の抑制や地域活動の活性化にはワクチン接種率の増加が不可欠です。その意味で、多少は社会にも貢献できたかなと思います。接種された皆さま、二回目の接種の際も、どうぞ気をつけてお越しください。

<二回目接種に向けて>

この度の接種にご協力頂いた「医療法人社団ヤマナ会」様、そして接種に携わった医師教員を始め、多くの教職員の皆様、本当にありがとうございました。 なお、一回目の接種が終わっても多くの事務作業があり、担当職員は頑張って作業をすすめております。 モデルナワクチンでは、最低で20日、標準では4週間空けて二回目の接種をすることとなっており、本学では8月2日より二回目の接種を開始します。 二回目の接種の際には接種券など必要な書類を忘れずにお持ちくださり、スムーズな接種や事務作業の軽減にご協力ください。

どうぞよろしくお願いします。

私も接種しました
東広島キャンパス会場
呉キャンパス会場