和深祭(なごみさい)開催
10月16,17日の2日間で2年ぶりに和深祭(大学祭)を開催しました。天気が心配でしたが、大きく崩れることもなく、無事開催することができてホッとしているところです。原則として学内者のみ入構を認める形式での開催でしたので、参加者が少ないのではと心配しましたが、2日間とも多くの学生さんが参加してくれました。例年は、呉キャンパス、東広島キャンパスそれぞれのキャンパスで開催するのですが、今年は東広島キャンパスでの合同開催としました。そのため両キャンパス間でバスを走らせ、呉キャンパスからも多くの学生さんが参加してくれました。
<模擬店とキッチンカー>
電子レンジで加熱する程度で提供でき、食事場所は食堂のみと制限の上で、模擬店での食品販売がありました。餃子やワッフル、たこ焼きなどを販売しておりました。例年に比べると模擬店の数は少ないですが、そのおかげで、すべての模擬店で、商品を購入したり、ストラックアウトやお菓子の掴み取りに挑戦することができました。食品は大変美味しくいただくことができて、夜に体重を測ると前日より0.5kg以上重たくなっていました。キッチンカーにも来て頂きましたが、早々に売り切れたり、長い列が一日中続いたりと、かなりの売れ行きだったようです。お店の人が休む間があったのか、心配したりもしました。
<ステージ>
ステージは、屋外だと人と人の距離が取りずらく密になる心配があったため、講堂のみとしました。本学の講堂は収容定員が2,000人以上ありますので、密を避けての開催が可能です。音楽やダンス関係のクラブによる演奏、呉キャンパスの学生による瀬戸内の島での活動(せとうちイキイキプロジェクト)の紹介、カラオケ大会などで、盛り上がりました。コロナ禍により部員減少、オンラインでの練習など、苦労はしたようですが、カラフルな照明に巨大なスピーカーによる音響と、演奏者も聴衆も、ひさしぶりに楽しい時間を過ごせたのではと思います。やっと学生さんに思い切り活動してもらえたと、涙ぐんでいる学生担当部署の職員もおりました。
<スペシャルゲスト>
日曜日のステージでは、吉本興業から「3時のヒロイン」「おかずクラブ」に出演いただきました。それぞれのグループによるトーク・コント、その後ゲスト全員によるトークと続いたのですが、さすがプロです。コロナ禍のなかでもしっかりと盛り上げてくださり、新幹線に乗り遅れそうになるギリギリの時間まで、私たちを楽しませて下さいました。ありがとうございました。
<多くの方へ感謝>
先日、JA広島中央女性部様から、「地元米を学生さんに」と頂いたお米を大学祭を利用して配布させてもらいました。学生さんも「助かります」と喜んでおりました。また、このようなイベントでは多くの消毒液を使いますが、サラヤ株式会社から寄贈いただい消毒液があったおかけで助かりました。その他にも、多くの方からご支援を頂いております。この場をおかりして、お礼申し上げます。
1、2年次の学生さんは大学祭を経験しておられませんし、両キャンパス合同での開催、コロナ禍のための来場者制限などこれまでとは異なるところも多く、大学祭実行委員の学生さんは、苦労されたことと思います。お疲れ様でした。また、大学祭を開催してくれて、本当にありがとうございました。楽しみが少ない中、多くの学生さんや教職員が元気をもらえたと思います。私も多くの学生さんと話をすることができ、楽しく時間を過ごすことができました。
<オンラインとリアルのいいとこ取りを>
ところで、大学祭当日は、野球のユニフォーム姿の学生さんが参加してストラックアウトに挑戦しておられる姿を見ました。学長室から見える人工芝のサッカー場ではサッカーの試合が行われているようでしたし、大学祭の期間中、遠征に出かけたクラブもあるなど、課外活動も活発になっています。大学は9月末から後期に入っており、対面授業も増えてキャンパスは賑やかになっています。オンライン授業やオンラインセミナーなどは気軽に参加できたり、何度でも聞き直すことができるなどいいところがあります。一方で、リアルに人が集まらないとできないこともありますし、人と会って活動するのは楽しいものです。オンラインとリアル、それぞれのいいところを生かしていきたいと思います。