学長カフェ開催!

2021年12月09日

<久しぶりの対面「学長カフェ」開催>

本学では、不定期ではありますが、「学長カフェ」として学長と学生がケーキなどを食べながら意見交換する機会を設けております。最近はコロナ禍のためにオンラインでの開催でしたが、久しぶりに対面での「学長カフェ」を開催しました。コロナ対策のために「ケーキもお菓子もコーヒーもなし」としたので、「カフェ」と言っていいかはクエスチョンマークが付きますけども、楽しい時間を過ごすことができました。

<大学祭実行委員と歓談>

今回の「学長カフェ」では、東広島キャンパスの大学祭実行委員5名に参加してもらい、2年ぶりに開催した大学祭の苦労話などを聞かせてもらいました。渡部委員長の他に、尾花企画部長、妹尾会計部長、寺川模擬部長、高橋総務部長さんが参加してくれました。広報部長もおられるようですが、体調がすぐれないために欠席されており、残念でした。

本学には医療系の学科も多く、それらの学科では3年生から実習や国家試験の準備などで忙しくなるので、2年生が部長となる課外活動団体が多いです。今回参加してくれた大学祭実行委員長たちも皆2年生とのことでした。昨年は大学祭を開催できませんでしたので、皆初めての大学祭です。先輩に教えてもらいながらの準備だったとのことですが、コロナ禍のためイレギュラーなことが多く、本当に大変だったようです。渡部委員長は高校時代に文化祭の委員を経験したことがある、とのことでしたが、他のメンバーはそのような経験もなく大変だったと思います。

<コロナ禍での大学祭開催にあたって>

例年の大学祭と大きく違うこととして、東広島キャンパスと呉キャンパス合同の大学祭だったこと、来場者の健康チェックを行ったり、模擬店での調理に制限があったこと、カラオケ大会等のイベントをすべて講堂で行ったこと、来場者を学内者限定としたことなどがあります。両キャンパスの実行委員がそれぞれの先輩から実施方法について教えてもらったようですが、両キャンパスでやり方が異なっているので調整が必要だったり、黒瀬牛を模擬店に出すために地元の焼肉屋さんと交渉していたのに、調理に制限がかかり出店できなくなったので謝りに行ったり、などといろいろなご苦労をされていました。コロナ禍のために入学式でも講堂を使用していませんでしたので、講堂でのイベントのイメージがしにくく、各団体等のステージが終わる度の消毒も大変だったとのことでした。

一方で、東広島キャンパスでの恒例イベント、「ヒロコクスタミナ巻き」が中止となったので、その担当予定だった学生さんたちは、マスクの未着用への注意など、感染対策を含めたマナー違反見回りの担当となりましたが、比較的楽だった、という感想もありました。ですが、マナー違反を注意するというのは勇気がいりますし、気をつかわないといけません。もう何十年も前になりますが、私はPTAの役員をしていたことがあり、保護者の方に注意しなければいけない場面もありましたが、大変だったのを思い出します。

大学祭実行委員、特に「学長カフェ」に参加してくれた学生さんは、このようにご苦労されましたが、そのおかげで2年ぶりの大学祭を盛況にすることができ、コロナ禍で沈んだ空気の中、多くの学生さんが楽しい時間を持つことができました。苦労された皆さんにとっても、この経験は必ず役に立ちます。来年の大学祭がどうなるか、現時点ではわかりませんが、後輩を助けて、楽しい大学祭を開催して欲しいと思います。

<来年の新入生歓迎イベント募集>

今の2年生は、ちょうど日本でコロナが流行り始めた頃の入学で、入学直後からオンライン授業になったため、友達作りなどに苦労されてきました。学長杯のスポーツ大会や大学祭などのイベントも2年生の秋までできませんでしたし、「大学に入学して楽しい」という体験が少なかったのではないでしょうか。それもあり、ぜひ、来年入ってくる1年生を歓迎するイベントを考えて欲しいとお願いしました。渡部委員長が、明るく「はい」と返事してくれましたし、「なんか楽しそう」と言ってくれた部長さんもおられたので、来年の春の楽しみが増えました。