３月１５日に２０２１年度学位記・修了証書授与式（卒業式）を挙行しました。今年も、昨年と同様、新型コロナウイルス感染症拡大抑制のために、学科・専攻毎に教室に分かれての実施でした。当初、キャンパスごとに午前・午後と分けて、東広島キャンパスの講堂で実施する計画でしたが、やむなく昨年と同様の開催形式としました。本学では、さまざまなイベントに学生司会を導入しており、アナウンサーの経験のある本学教員から指導を受けている学生さんが多くおられます。そこで、７会場で、学生さんに式典の司会をお願いをしました。司会者として話す練習をしておられるため、多くの教職員よりも聞き取りやすいし、和やかな雰囲気になりました。式典終了時には、卒業生から司会の学生さんへ拍手が起きる会場もあり、よかったと思います。

今年は、在学生の入構禁止措置をとらなかったので、花束を持って卒業生を待つ在学生も見られ、少しは例年の雰囲気に近くなり、よかったと思います。また、本学卒業生の団体である校友会に提供いただいたイベント用の記念写真撮影用「H　U」モニュメント？も好評でした。卒業生がおられない時間帯に、私も教職員と一緒に撮影してもらい、I［愛］になることができました。

毎年、卒業生の皆さんから大学へ卒業記念品をいただくのですが、東広島キャンパスの卒業生の皆さんからは、写真のような桜の木をいただき、野球場の周囲に植樹しました。呉キャンパスの卒業生の皆さんからは新入生を歓迎する横断幕をいただきました。こちらの写真は後日ご紹介します。卒業生の皆さん、ありがとうございました。大切にします。

今年度卒業生の皆さんの多くは、2018年には西日本豪雨、2020年からはコロナ禍と大きな災害に見舞われ、何をするにも大変な中での卒業・修了です。何かと制限があるなかでの努力は、これからの人生で必ず生きてくると思います。

本当におめでとうございました。卒業生・修了生のみなさんの今後の活躍を祈念しております。